金美正札会 のお知らせです! [催事]
二年に一度の秋の正札展示即売会です。
金沢を中心とする有名美術商が美術品、工芸品を展示即売致します。
無料の呈茶席、チャリティーコーナーもございます。
会 期/2016年11月3日(祝土)9:30~17:00
4日(日) 9:30~17:00
会 場/金沢美術倶楽部 金沢市上近江町61
入場料/無料
主 催/金沢美術商協同組合
当店は、3階の奥に展示予定です。
今回は、食の器と珍しい茶道具で良い出物が多数ございます☆
是非、ご高覧下さいませ。
(・・・・・・実は、まだ準備が出来ておりません。かなり切羽詰まっております(^^;)
2018年10月29日~30日の新入荷情報です。 [新入荷]
名古屋出張の新入荷です。
あまり、茶道具では仕入れる物が無いな・・・と思ってましたが、食の器と香山だけは沢山ありました。(-.-)
永楽和全 染付栄螺 小皿 十枚 即全極箱
五代清水六兵衛 染付七宝 向付 10客
五代清水六兵衛 染付七宝 向付 10客
五代清水六兵衛 染付七宝 小皿 20客
加藤春岱 織部茶碗 (ニュウ有)
二代 眞葛香山 乾山意老松ノ画 茶碗
初代 眞葛香山 依青磁元様釉 湯冷
二代 眞葛香山 色絵梅竹之画重蛤向付 十客 八十三翁三代遺作箱
初代 眞葛香山 仁清写壽帯鳥 香合 帝室技芸員印
二代 眞葛香山 仁清意朽木 香合
初代 眞葛香山 乾山意雪松 香合 二代遺作箱
初代 眞葛香山 仁清写白鷺 香合
初代 眞葛香山 仁清写都鳥 香合
トリック&トリート♪
あまり、茶道具では仕入れる物が無いな・・・と思ってましたが、食の器と香山だけは沢山ありました。(-.-)
永楽和全 染付栄螺 小皿 十枚 即全極箱
五代清水六兵衛 染付七宝 向付 10客
五代清水六兵衛 染付七宝 向付 10客
五代清水六兵衛 染付七宝 小皿 20客
加藤春岱 織部茶碗 (ニュウ有)
二代 眞葛香山 乾山意老松ノ画 茶碗
初代 眞葛香山 依青磁元様釉 湯冷
二代 眞葛香山 色絵梅竹之画重蛤向付 十客 八十三翁三代遺作箱
初代 眞葛香山 仁清写壽帯鳥 香合 帝室技芸員印
二代 眞葛香山 仁清意朽木 香合
初代 眞葛香山 乾山意雪松 香合 二代遺作箱
初代 眞葛香山 仁清写白鷺 香合
初代 眞葛香山 仁清写都鳥 香合
トリック&トリート♪
ベース、臨時営業致しました。 [BASE215]
本日は、ご遠方からのお客様がいらっしゃるということで、急遽・・・名古屋出張を一日減らして、ベースを臨時営業致しました!
たまたま、明日にベース撤収するスケジュールしておりましたので、荷物類がそのままであったことが、臨時営業出来る理由でもありました。
ベース営業週間は、当方の催事スケジュールとオークション日程、等を間隙を縫って組んでおりますので、基本的にはそれ以外の日程ではオープンすることが難しいのですが、ピンポイントでの応対、でベースにお越しいただくことが可能な場合もございます。(但し、展示はきちんとできませんが。)
ご相談下さいませ
本日は、『香山式2』の跡見展示のご所望でした。
たまたま、明日にベース撤収するスケジュールしておりましたので、荷物類がそのままであったことが、臨時営業出来る理由でもありました。
ベース営業週間は、当方の催事スケジュールとオークション日程、等を間隙を縫って組んでおりますので、基本的にはそれ以外の日程ではオープンすることが難しいのですが、ピンポイントでの応対、でベースにお越しいただくことが可能な場合もございます。(但し、展示はきちんとできませんが。)
ご相談下さいませ
本日は、『香山式2』の跡見展示のご所望でした。
名古屋、出張中。 [見聞録]
今朝は早起きして岸和田出発して、名古屋駅に九時半集合
尾張国焼の師匠にお連れ頂き…はるばる、愛知県陶磁美術館へ。
晴天です。
お目当ては昨日から始まりました、この展観。
瀬戸、といいつつ染付け磁器に限らず尾張国焼のほぼ全貌を網羅してる内容です。
(といってもさわり程度を広く)
なかなか観れない逸品や珍品もあり、物凄い物量です。
さらに、常設展の方にもなだれ込んでました。^_^;
これは、一見の価値あり、です。
広大な美術館なので、全てを回るのは丸一日かかります。
今日は企画展示だけに絞りました。
敷地内には、鎌倉時代といわれる登り窯が保存されてたりもします。
さらに、移動し…瀬戸蔵ミュージアムへ。
こちらは明治期の瀬戸焼特集で、常設の古陶も併せるとこちらも凄い物量です。
マニアックなのか、日曜日ですがほぼ貸し切りでした。
そしたら片山さつき地方創成大臣が、目の前から歩いてくるではないですか。^_^;
視察なのですね。
ミュージアム近くの絶品鰻を食してから、肝心の仕事へ戻りました。
さて、明日のオークションは良い仕入れが出来ますでしょうか~
尾張国焼の師匠にお連れ頂き…はるばる、愛知県陶磁美術館へ。
晴天です。
お目当ては昨日から始まりました、この展観。
瀬戸、といいつつ染付け磁器に限らず尾張国焼のほぼ全貌を網羅してる内容です。
(といってもさわり程度を広く)
なかなか観れない逸品や珍品もあり、物凄い物量です。
さらに、常設展の方にもなだれ込んでました。^_^;
これは、一見の価値あり、です。
広大な美術館なので、全てを回るのは丸一日かかります。
今日は企画展示だけに絞りました。
敷地内には、鎌倉時代といわれる登り窯が保存されてたりもします。
さらに、移動し…瀬戸蔵ミュージアムへ。
こちらは明治期の瀬戸焼特集で、常設の古陶も併せるとこちらも凄い物量です。
マニアックなのか、日曜日ですがほぼ貸し切りでした。
そしたら片山さつき地方創成大臣が、目の前から歩いてくるではないですか。^_^;
視察なのですね。
ミュージアム近くの絶品鰻を食してから、肝心の仕事へ戻りました。
さて、明日のオークションは良い仕入れが出来ますでしょうか~
音丸淳 堆漆茶杓 銘 西王母 [新入荷]
次に、ご紹介致しますのは・・・これまた巧芸作品ともいえる茶杓です。
まさしく、『巧い』のひとことです。
音丸淳 堆漆茶杓 銘 西王母
音丸淳は1929年に人間国宝の音丸耕堂の3男として生まれました。
松田権六や音丸耕堂に師事。
1951年には東京美術学校在学中に日展に初入選し、卒業後はデザイン指導員としてイタリア・ミラノのブレラ美術大学に留学。伝統的な美術に加え、世界的な美術の視点を持つようになります。
1960年に日本伝統工芸展に初入選後、約30回も連続で入選を続けます。
1963年には、日本伝統工芸展にて「堆漆茶入」が文化財保護委員長賞を受賞、文化庁買い上げとなり、一気に彫漆界の寵児となりました。
その後も、日本伝統工芸展にて「堆漆角皿」が総裁賞を受賞するなど、常に現役として活躍を続けていきます。1988年には紫綬褒章受章を授与されました。
堆漆とは、無垢の漆だけで出来たものです。
この方法は音丸淳の創案によるもので、過去には存在しませんでした。
色漆の配色の美しさを考えながら、100数十回もの回数を漆を重ねて漆板を作ります。
100回程で3ミリの厚みになるそうです。
120回で4ミリになるそうで、この素地から茶杓の横から見た形に2枚切り抜きます。
次に鼈甲を1枚切り抜き、堆漆と鼈甲を高温接着し、素地が出来ます。
そこから茶杓の形に削り出し、磨いて形成されていきます。
鼈甲は補強と装飾を兼ねており、光を照らすと中心が透けて綺麗に見えます。
大変な技術と創意が込められております。
銘は”西王母”
崑崙山の仙女・西王母が、三千年に一度しか実らない不老長寿の桃の実を、漢の武帝に贈ったという伝説から、御道具の銘や、桃の形のお菓子の銘に使われることが多いです。
この茶杓に使われてる、鼈甲と漆ですが・・・正倉院御物からもわかりますが、永久に変化しない素材です。
この西王母という銘、不老長寿の意味をかかっているのではないでしょうか?
平成七年(1995)十二月に高島屋にて開催された、音丸淳の個展出展作品になります。
画像の映りが難しく・・漆の細やかな層、がブログ上できちんとお伝えしきれないのが残念です。
まさしく、『巧い』のひとことです。
音丸淳 堆漆茶杓 銘 西王母
音丸淳は1929年に人間国宝の音丸耕堂の3男として生まれました。
松田権六や音丸耕堂に師事。
1951年には東京美術学校在学中に日展に初入選し、卒業後はデザイン指導員としてイタリア・ミラノのブレラ美術大学に留学。伝統的な美術に加え、世界的な美術の視点を持つようになります。
1960年に日本伝統工芸展に初入選後、約30回も連続で入選を続けます。
1963年には、日本伝統工芸展にて「堆漆茶入」が文化財保護委員長賞を受賞、文化庁買い上げとなり、一気に彫漆界の寵児となりました。
その後も、日本伝統工芸展にて「堆漆角皿」が総裁賞を受賞するなど、常に現役として活躍を続けていきます。1988年には紫綬褒章受章を授与されました。
堆漆とは、無垢の漆だけで出来たものです。
この方法は音丸淳の創案によるもので、過去には存在しませんでした。
色漆の配色の美しさを考えながら、100数十回もの回数を漆を重ねて漆板を作ります。
100回程で3ミリの厚みになるそうです。
120回で4ミリになるそうで、この素地から茶杓の横から見た形に2枚切り抜きます。
次に鼈甲を1枚切り抜き、堆漆と鼈甲を高温接着し、素地が出来ます。
そこから茶杓の形に削り出し、磨いて形成されていきます。
鼈甲は補強と装飾を兼ねており、光を照らすと中心が透けて綺麗に見えます。
大変な技術と創意が込められております。
銘は”西王母”
崑崙山の仙女・西王母が、三千年に一度しか実らない不老長寿の桃の実を、漢の武帝に贈ったという伝説から、御道具の銘や、桃の形のお菓子の銘に使われることが多いです。
この茶杓に使われてる、鼈甲と漆ですが・・・正倉院御物からもわかりますが、永久に変化しない素材です。
この西王母という銘、不老長寿の意味をかかっているのではないでしょうか?
平成七年(1995)十二月に高島屋にて開催された、音丸淳の個展出展作品になります。
画像の映りが難しく・・漆の細やかな層、がブログ上できちんとお伝えしきれないのが残念です。
明日 25日(木)のご予約状況です。 [BASE215]
本日も多数のご来訪、誠に有難うございました。
時間調整を戴いた方々には特に感謝しております!(__)
残すところ、あと2日間となりました。
25日(木) 10:00~17:00
ご予約 :13~14時頃 1名
26日(金) 10:00~16:00(予定)
どうぞ、宜しくお願い申し上げます☆
時間調整を戴いた方々には特に感謝しております!(__)
残すところ、あと2日間となりました。
25日(木) 10:00~17:00
ご予約 :13~14時頃 1名
26日(金) 10:00~16:00(予定)
どうぞ、宜しくお願い申し上げます☆
長谷川一望斎 南鐐糸茶杓 [新入荷]
珍しい茶杓が2本入りましたので、ご紹介いたします。
まずは・・・名古屋の金工茶道具作家である、長谷川一望斎作品です。
南鐐で出来ております。
このフォルム、凄いですよ。
単に茶杓を金属で製作したということではなく、金属でしか無しえないフォルムを生み出しております。
櫂先のやわらかい、抹茶をすくい易い形状、そして緊張感のある杓部分は名称の通り・・・”糸”のようです。
そして、重量のバランスが絶妙に取られており、もの凄く持ちやすいのです!
長谷川一望斎
初代は江戸後期に長屋尾張藩で活躍した金工師・長谷川青龍斎の次男として生まれ、一望斎として別家したのが、長谷川一望斎の始まりといわれています。
現在では、2代の次男竹次郎が3代一望斎を襲名し、活躍しています。
茶道具はもちろんのこと、現代茶道に合わせた斬新な作品を制作しています。
略歴
初代 一望斎(春江)
2代 一望斎(春泉)
3代 一望斎(春洸)
この茶杓は3代の作になります。
銘は自由にどうぞ、とのことです。しかし敢えて・・・無地のまま使いたいですね。
『何物にもならず、何物にもなる』、という心で。
この”餝師(かざりし)”という名乗り方に誇りを感じます。
最初はあっさりした風炉用の茶盌に合わせるのが良いかと思ってましたが、なかなかどうして、風格のある古いお茶盌にも合うではないですか。
お楽しみ方の幅が広がる茶杓です。
まずは・・・名古屋の金工茶道具作家である、長谷川一望斎作品です。
南鐐で出来ております。
このフォルム、凄いですよ。
単に茶杓を金属で製作したということではなく、金属でしか無しえないフォルムを生み出しております。
櫂先のやわらかい、抹茶をすくい易い形状、そして緊張感のある杓部分は名称の通り・・・”糸”のようです。
そして、重量のバランスが絶妙に取られており、もの凄く持ちやすいのです!
長谷川一望斎
初代は江戸後期に長屋尾張藩で活躍した金工師・長谷川青龍斎の次男として生まれ、一望斎として別家したのが、長谷川一望斎の始まりといわれています。
現在では、2代の次男竹次郎が3代一望斎を襲名し、活躍しています。
茶道具はもちろんのこと、現代茶道に合わせた斬新な作品を制作しています。
略歴
初代 一望斎(春江)
2代 一望斎(春泉)
3代 一望斎(春洸)
この茶杓は3代の作になります。
銘は自由にどうぞ、とのことです。しかし敢えて・・・無地のまま使いたいですね。
『何物にもならず、何物にもなる』、という心で。
この”餝師(かざりし)”という名乗り方に誇りを感じます。
最初はあっさりした風炉用の茶盌に合わせるのが良いかと思ってましたが、なかなかどうして、風格のある古いお茶盌にも合うではないですか。
お楽しみ方の幅が広がる茶杓です。
陶磁器工房いとう さん。 [ひとりごと。]
先日の眞葛ミュージアムイベント パネルディスカッションでご一緒させて頂きました、”陶磁器工房いとう”さんの御夫妻。
眞葛香山愛にあふれるお二人で、当日の解説は本当に解りやすく、ずっと聞いていたいくらいの内容でした。
2012年に初めてミュージアムイベントをした際にご来場頂いたのが最初で、それからのお付き合いになります。
作品も上質で人柄が現れるような作行で、そのうち当店でも取り扱いと常々思わされる作家さんご夫婦です。
今回のイベントのブログを更新されておりました。
恐縮するくらい・・・わたくしの拙いトークを愛情溢れるフォロー頂いておりましたので、こちらでご紹介致します。
http://toujikikoboitoh.sakura.ne.jp/diary/diary18_10.html
また、お逢いしましょうね!
眞葛香山愛にあふれるお二人で、当日の解説は本当に解りやすく、ずっと聞いていたいくらいの内容でした。
2012年に初めてミュージアムイベントをした際にご来場頂いたのが最初で、それからのお付き合いになります。
作品も上質で人柄が現れるような作行で、そのうち当店でも取り扱いと常々思わされる作家さんご夫婦です。
今回のイベントのブログを更新されておりました。
恐縮するくらい・・・わたくしの拙いトークを愛情溢れるフォロー頂いておりましたので、こちらでご紹介致します。
http://toujikikoboitoh.sakura.ne.jp/diary/diary18_10.html
また、お逢いしましょうね!
ベース開催中です。 [BASE215]
本日より、ベース開催中です。
今日は途中でお二組が時間が被ってしまい…大変申し訳ございませんでした。(+_+)
ネットをご覧になられないお客様には、ご予約状況をお知らせ出来ませんので、先にお電話かメールを戴ければ良いのですが…
明日は、私用にて一日お休み頂き、次は24日(水)になります。
ご予約状況です。
24日(水) 10時~ 2名
15時半~ 2名
となっております。
宜しくお願い申し上げます。
今日は途中でお二組が時間が被ってしまい…大変申し訳ございませんでした。(+_+)
ネットをご覧になられないお客様には、ご予約状況をお知らせ出来ませんので、先にお電話かメールを戴ければ良いのですが…
明日は、私用にて一日お休み頂き、次は24日(水)になります。
ご予約状況です。
24日(水) 10時~ 2名
15時半~ 2名
となっております。
宜しくお願い申し上げます。