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東美正札会、準備完了です! [催事]

本日は、荷飾り付けでした。

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当店は4階21エリアが、割り当てられました。

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今回の香山コーナー、茶道具の香山が揃いました[ぴかぴか(新しい)]

書き付けのお茶碗や、香合のコレクションは一見の価値ありです。(^_^)

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歳末歳暮正札会、ということでお値ごろにご提供のものも多数ご用意してます。


少し離れた場所にも…

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こちらの方には、膳所の茶碗や久田さんの短冊などを。


他にも二階高級コーナーに、香山、初代八十吉、半七

を出品しております。


明日は10時からスタートです[ぴかぴか(新しい)]

基本的に4-21で待機しておりますが、席を外しております場合は、各フロア受付で呼び出して頂くか、直接ご連絡くださいませ。(090-8578-5732)

皆様のご来場、お待ち申し上げております。


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2018年歳暮 東美正札会のおしらせです。 [催事]

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あっという間にバタバタで十翔会も終わってしまいました。

多数のご来場、誠に有り難うございました。

特に初日は…ちょっとどうしようも無い状況になってしまいた。

当店の顧客のお買い物処理が、一時最大十名待ち、となってしまいさすがに二名では到底追い付かないことになり、皆様にはお待たせすることになったり、またお話もろくに出来ないままになったり、等と大変ご迷惑をおかけしてしまいました。

2日目は、人数こそそんなことは有りませんでしたが、同じ時間帯だけに、ご用命が三件被ることになり、こちらもまた同じ様に申し訳ない事態になりました。

普段からベースなどでお逢いしております、お馴染み様には甘えさせて頂き申し訳なく思います。(_ _)

普段の接客スタイルが、こういうときに不向きだということを痛感しました次第です。

半年後には、もっとうまくご対応出来る様にしたいと思います。


さて、そんなバタバタから1日空けて…もう次の準備をして旅に出ます。


恒例の東京美術倶楽部の正札会です。

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今回のポスターです。

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アップしてみますと…

ワタクシ、です。(^-^;

土曜日、日曜日の両日お待ちしております。

とりあえず、所用があり明日から関東に向かいます。


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2018年11月16日~20日の新入荷情報です。 [新入荷]

2018年11月16日~20日の新入荷情報です。

毎月の、大阪~名古屋~京都の美術倶楽部巡回仕入ツアーでした。

量は沢山あったのですが、当方の好み、にあう物があまり無く・・少しの新入荷です。(^^;


♢加藤春岱 織部筒茶碗 

先日のブログでご紹介致しました、春岱の中でも傑作に入ります。

♢仁阿弥道八 不二赤 茶碗

これも、なかなかの見応えある作品です。

♢象彦 神楽鈴

当社CEO(父)、の仕入れです。確かに、よく見かける神楽鈴より上等です。


♢若尾利貞 織部火入

利貞さん、志野以外も作られてるんですね。サイズ・形状、良しです。

♢中里重利 絵唐津茶碗

以前はよく見ました重利の佳品ですが、久しぶりに入手しました。良いですよ。


♢横井米禽 織部筒 向付 6客

なかなか、見ない出来栄えの米禽作の向付です。


♢白井半七 寄向付 10客

昔は、高かったものです。10客完品でお値打ち価格です。



・・・・・・・・・全て、十翔会でご覧いただけます。




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第30回 十翔会のお知らせです。 [催事]

非常~にバタバタしております。いつもやん!と言われそうですが・・・(^^;

明後日より、恒例の『十翔会』が開催されます。

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2018年

11月24日(土)10:00~18:00

   25日(日)10:00~18:00
   
   26日(月)10:00~17:00


場所 大阪美術倶楽部 新館 2階


今回は少し、会場レイアウトを変更致しました。 バーゲンコーナー等も見やすくなっていると思います。

皆様、お誘いあわせの上、ご来場を心よりお待ち申し上げております!


初めてお越しになられる方は受付にて、「藤井香雲堂」のブログにて。とお申し出くださいますよう宜しくお願い申し上げます☆


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加藤春岱 織部写茶碗 [新入荷]

私の大好きな尾張陶工のひとり、加藤春岱の佳品のご紹介です。

関西圏では、九朗・春岱・秋二の三名が幕末の尾張国焼の三名工として茶会で登場します。

人気の順でも上記の通りのようですね。


しかし、技術力なども併せて、名古屋の方ではやはり春岱が第一人者としての高い評価を得ています。

今回は、数ある春岱作品の中でも、形状・釉薬上がりなど非常に上質なもののご紹介です。


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表面

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裏面

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口造り

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辰砂のような発色が見られます。

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高台脇

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現在、真作と分類される印が五種あります。

これは春岱窯跡より出土した印銘のひとつです。


春岱は贋作が多く、それこそ明治期より造られており、春岱作品とそう時代の違いが無いものが同じように年月を経て伝世しており、時代と使い込まれており味が出てしまっております。

存命中より評価が高かった証ではありますが、そういった作品群の存在が現在の春岱作品の美術評価を押し下げてる面があり、非常に残念です。


当作品は、以前にもご紹介致しましたものです。

お客様に愛玩頂いておりましたが、この度お引き受けすることになりました。

思わぬ再会に喜んでおります。(^^)

※ご成約済み


加藤春岱

1802-1877 幕末の陶工。

享和2年尾張(おわり)(愛知県)赤津の窯屋に生まれる。

文化13年15歳で父春山の跡をつぎ,尾張名古屋藩の御用窯(御深井(おふけ)焼)にも参加。

瀬戸焼の主流が磁器になりはじめた天保(てんぽう)以降も伝統の陶器をやき,赤絵や織部・志野の技法もくわえ,名工のひとりとされた。

明治10年3月18日死去。76歳。通称は宗四郎,仁兵衛。
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本日のご予約状況 [BASE215]

本日のご予約

13時~14時 外出

14時半~ 1名

となっております。
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楽 慶入 露山焼茶碗 薮内猗々斎箱 [新入荷]

昨年、ようやく手に入りました・・・露山焼ですが、先月も珍しい水指が手に入りました。

どちらも、すぐにご縁がございまして当ブログにて紹介する機会がありませんでした。(^^;

ところが、また、手に入ってしまいました!

いえ、本当にレアなやきものなんですよ。


早速ご紹介致します。


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露山焼

西本願寺法主第十九世本如上人の御庭焼です。

本如上人の命で清閑寺の裏山采嶺渓に仁阿弥道八が文政七年に開窯しました。

その後、他の陶工によると推測される作品(西本願寺の共箱付)が製作されておりますが、やはり伝世している中で、評価が高く素性のよいのが、後に西本願寺の訪れて製作した楽家11代慶入の作品です。

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このような灰釉で、轆轤目がよく出ているのが特徴です。

そして、慶入の特性として・・・やや小ぶり目なお茶碗で仕上がっております。

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この作品は、旧蔵者が釉薬のはじけた窪み部分を外側2カ所、内側2カ所に金繕いにて穴埋めを施し、お点前の際の茶巾すべり、お客様の飲み口の口当たりと整えております。


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土は、やや赤土であるのも特徴です。

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『露山土造』と慶入の筆が入ります。

そして高台内には、『露亭』の瓢印が押されております。


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露山焼は、西本願寺の関係からか・・・藪内流の茶家に作品が多く遺されております。

この作品も、12代薮内猗々斎の箱が添います。

露山焼自体は、表流、裏流も関係なく・・・国焼コレクター茶人により愛玩され、一部で知る人ぞ知るやきものとして伝えられてきました。

概ね、高値での伝世品となりますが当作品は、お値打ち価格でのご提供となります。


※ご成約済みです。
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ベース営業状況です。 [BASE215]

残り、2日となりましたが以下の状況となっております。


15日(木)  14:30~17:00

16日(金) 10時~17時 ※時間未定 1名様ご来店予約有


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加藤春岱 織部筒茶盌 [新入荷]

加藤春岱です。

ちょっと、訳あり商品ですが・・作品が良いのでご紹介致します。

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加藤春岱  1802年(享和2年)~1877年(明治10年)

赤津の御窯屋に生まれ、早くから名工と称された。嘉永3年尾張藩主慶勝より春岱の号を賜り、美濃国安八郡今尾に窯を築いた。尾張藩の御庭焼にも招聘された。

瀬戸の窯業技術で成し遂げうるあらゆる種類の焼物をこなし、轆轤と成形、デザインに至っては類を見ない、瀬戸近世の名工である。


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サイズ、形状がここまでかしこい作品も、なかなか出ません。

高さ8.6cm 胴径9cm

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辰砂も少し入っており、旧蔵者がそれを梅に見立てて歌を詠んでおりました。

『庭前に 初音聞きけり 梅 香る』

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見込部分にも絵付けがあります。

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印も良く、春岱の真品となります。 このタイプは春岱窯跡出土印に類型される印です。

残念なのでが・・一本、ニュウがあるのです。

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作品自体は手取り、も点てるのもものすごく扱いやすく・・・なかなかなものですので、ニュウ有ですがお勧め致したく思います。

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※ご成約済みです。
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五代川端近左 雲錦蒔絵大棗 内銀 即中斎箱 [新入荷]

ここ数日で一気に気温も下がってきましたね。

変な気候が夏より続いておりましたが・・・ようやく、冬に向かっていきそうです。

そうなると、あちこちで楽しみになりますのが、紅葉です。

時候の作品のご紹介をいたしましょう。

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五代川端近左 雲錦蒔絵大棗 内銀 即中斎箱


五代 近左

本名 三義 大正4年〜平成11年(1915〜1999)

奈良県に生まれ、昭和3年12歳で四代近左に入門いたしました。

昭和16年、四代が養女に迎えた姉の末子、吉子の婿養子となりました。その後、日本画を能田耕風に学びながら、家業は四代に師事いたしました。

大阪府展および市展で知事賞・市長賞を受け、日本美術展に数回入選。

昭和38年五代近左を襲名の後には個展に専念し、各お家元宗匠のお好みになる作品を数多く手がけてまいりました。昭和56年には大阪府知事功労賞を受賞いたしました。


三千家のお好み物の製作でも名を馳せ、その堅実な造り・重厚な作風・あでやかな意匠取り・・・は人気を呼び、全国の茶会では準十職の塗師として確実な地位を築いたのがこの5代です。

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5代の前期の作品で、蒔絵にまだ上品な艶やかさが目立ちます。

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内銀溜塗りです。

即中斎の花押があります。


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底には金銘が入れられ、別作であることがうかがえます。

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箱書です。

元々、祖父・父の時代より川端近左さんの作品は年間にかなりの点数を扱っておりました当店ですが、近年ではかなり厳選してのみ、でのご紹介をしております。

この作品は、雲錦蒔絵であり、春と秋はもちろん・・通年使用も可能です。

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流水蒔絵も施されており・・・・桜川、と龍田川を掛けられております。


正直、雲錦蒔絵ではこのバランスのお棗はそうないかと思います。

価格もお値頃です。

※売却済みです。




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