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岡山美術倶楽部 アートフェア(正札会) [催事]

大美アートフェア、お蔭様で無事終了致しました!

多数のご来訪、誠に有難うございました。

その後、配達等もあってバタバタです。。。からの、すぐに次の催事でございます。(^^;



♢岡山美術倶楽部 第73回 正札即売 アートフェア 

 平成31年 3月2日(土) 10時~18時
         
       3日(日)   10時~17時

♢場所    第一セントラルビル9階(岡山駅前高島屋南隣)
             
       入場無料 


昨年は2月の開催でしたが、本年は一か月遅れとなります。

1年ぶりにお逢い出来ますのを楽しみにしております!



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第四回大美アートフェア、明日からです[exclamation] [催事]

本日、金曜日…朝から会場設営等の運営ボランティアと、自分のブースの搬入陳列、さらにチャリティー入札の準備などで怒濤の一日が終わりました…[あせあせ(飛び散る汗)]

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いよいよ、明日より三日間、大美アートフェアです。

当店は、「香山式 2~釉下彩」、幕末の国焼茶道具、食の器 セレクション、の三本柱で展示致しております。

皆様のご来訪、心よりお待ち申し上げております。
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2月のベース、終了致しました。 [BASE215]

今日も・・・昨日に続いて、大阪もえらい寒さです。

この後、雪が降るとかどうとか。。。

さて、今月のベースも終了です。

次は大美アートフェアがあり、その直後には岡山アートフェアもありますので、ベースからは作品だけでなく、スポットライトや椅子なども撤収です。

いつものことですが、毎回の陳列撤収やブース催事の場合は什器類なども着けたり外したり、の繰り返しです。(^^;


さて、大美アートフェアの準備・・・そろそろ、しないと、です。



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第4回 大美アートフェアのお知らせです。 [催事]

ベースは、明日15日迄営業しておりますが・・・10日後に控えましたイベントをお知らせ致します☆

【第4回大美アートフェア】

観る楽しみ、触る感動、手に入れる喜び。
歴史の中で受け継がれた名品から、驚きの発見を得るような新しいものまで、様々な美術品を多種多様なアプローチで一堂にご覧頂ける骨董・美術品展示販売会の『決定版』です。全ての出展店舗は一定の条件を満たし、厳しい審査等を経て加盟出来る大阪美術商協同組合員のみで構成されており、安心してお求め頂けます。江戸期豪商鴻池本邸跡地、大阪美術倶楽部の全館で展開される膨大な量の出展作品を、ゆっくりとお楽しみ下さいませ。



開催日程

2019年

2月23日[土]・24日[日]・25日[月]
AM 10:00~PM 6:00(入場はPM 5:30まで)

最終日 25日はPM 5:00で閉場(入場はPM 4:30まで)


会場
>大阪美術倶楽部[レジスタードトレードマーク]
〒541-0042 大阪府大阪市中央区今橋2-4-5
> 地下鉄堺筋線または京阪電車の北浜駅下車後、2番出口を出て徒歩2分
> 地下鉄御堂筋線淀屋橋駅下車後、中央改札口より8番出口を出て東へ徒歩5分



今回は講演会が御座いませんが、代わりに新規格が御座います。


CHARITY BIDDING
チャリティー入札会
 
第4回大美アートフェア特設 チャリティー入札会
アートフェア出展者の選んだ美術品をご来場者に、入札形式でオークションしていただきます。
最低入札額30,000円から、一部を社会福祉法人朝日新聞厚生文化事業団に寄付いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。

場所 : 新館1階

日時 : 2月23日(土)・24日(日) AM10:00?PM18:00
   2月25日(月) 10:00~15:00

主催
大阪美術商協同組合
後援
社会福祉法人
朝日新聞厚生文化事業団

お問い合わせ
大阪美術倶楽部
大美アートフェア実行委員会事務局
TEL : 06-6231-9626
FAX : 06-6226-1848


当店の図録掲載作品のご紹介です。

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釉下彩四十雀の図花瓶

[年代] 明治37年末頃

[作者] 初代眞葛香山

香斎極箱 高さ33.5㎝ 幅21.5㎝

明治時代の最先端技術が釉下彩です。
初代香山はその技術力を他の追随を許さないほど高め、総合力で一躍釉下彩の第一人者として再び世界の舞台にて脚光を浴びることになりました。
四十雀(しじゅうがら)の美しい色彩をバックのピンク色と併せて5色もの発色を自在に使いこなして表現しております。
丸みのある複雑な形状に見事なまでに躍動感のある絵付を施し、あけぼのの中、沢山の四十雀達が一斉に飛び立つ瞬間を、この大きな花瓶の中にとじこめております。



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祥瑞柘榴振出

[年代] 江戸後期(弘化年間)

[作者] 永楽善一郎(保全)

高さ10.3㎝ 幅8.8㎝

『善一郎時代』 天保14年(1843)~嘉永元年(1848)は、保全の慣熟期といわれます。
水野忠邦による天保の改革による奢侈禁止令により規制があった為、実際に製作されたのは弘化2年(1845)~嘉永元年(1848)の三年間であったと推測されております。

祥瑞と記されてあること、善一郎時代であることの双方の面より、稀少な作品になります。



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黒織部茶碗

[年代] 江戸後期(天保年間)

[作者] 御深井焼  祖母懐印 銘 臘雪 志野流家元 蜂谷宗意(明治 14年没)箱

高さ8.5㎝ 幅9.3㎝

尾張 徳川家の御庭焼として名古屋城御深井丸に17世紀前期に開窯し断続的に明治4年まで続く。
濫堀を禁じられ、城に秘蔵されていた祖母懐の土を使った。
赤津の陶工尾張藩士など単独陶工として技に秀でた者が従事し、藩窯として優品を遺す。
とくに茶の湯に熱心だった十二代斉荘公時代(1839~45)に最盛期を迎える。

※ご成約済



当店は、『眞葛香山 香山式2 ~釉下彩~』・『幕末明治の国焼茶陶』・『食の器』

の3本特集で展示致します! 皆様のご高覧を待ちしております。
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初代 清水六兵衛  御本模水指 一閑蓋  碌々斎 即中斎 箱 [新入荷]

保全、長造とご紹介してまいりましたが・・・そのさらに半世紀程前に活躍した、京焼茶陶の名工の作品のご紹介です。

こちらも、さらに稀少な作品です。


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初代 清水六兵衛  御本模水指 一閑蓋  所載品 碌々斎 即中斎 箱


六兵衛家の家祖である初代の作品は、少ない上に優品はさらに限られます。

この巧みな轆轤からの成形、そして釉薬の発色加減・・・

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反対側からもご覧ください。


初代六兵衛は、1738年(元文3年)大阪の高槻の農家に生まれ、寛延年間に五条坂にて海老屋清兵衛に師事し陶業を学ました。

1771年(明治8年)頃、独立し粟太郎から「六兵衛」と改称し開窯する。

師である清兵衛に「きよ水」の印を授けられたことから「清水」の姓を名乗ことに。

天竜寺の住職で茶人としても名高い桂州和尚より六角「清」の大小印を授かり、常用。
「愚斎」の号を贈られる。


初代は主に茶陶制作を行い、轆轤形成の後、鉋目、箆目を効果的に活かす特徴的な表現を得意としました。作域は広く・・・信楽写、瀬戸釉(鉄釉)、御本、染付など多岐にわたります。

妙法院宮眞仁法親王の命により、黒楽茶碗を造り、”六目”の印を授かりました。これによって親王の文化サロンに加わり、圓山応挙や呉春、上田秋成、村瀬栲亭らと交遊し親睦を深めた。
晩年は煎茶道具の制作でも高く評価され、1799年(寛政11年)亡くなります。


作品に戻りましょう。

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この作品は、1985年に開催された『清水六兵衛茶陶展』の展示作品№1を飾った作品です。

その後、近年まで数回行われた六兵衛展で展示された初代作品を併せてみても・・・おそらく水指しては3本の指に入ると思います。

長らく見ることのなかったものですが、1年前に出まして・・・熱望したのですが、手に入らず・・そこから1年経ってようやくご縁があり、当方の元へ参りました。

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塗蓋は11代の飛来一閑の作です。

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底から。


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明治期の表千家家元、碌々斎の箱書です。

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堂々とした花押もあります。

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さらに、即中斎の替え箱書があります。

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七代六兵衛の極めです。

即中斎箱とこの極めは、1985年に展観の際に加えられたものです。


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お気に入りの逸品です!

※ご成約済です。

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眞葛長造 三島写 馬上杯 (盃) 共箱 香斎極外箱 [新入荷]

江戸時代末期の京焼三大名工といえば、『青木木米・永楽保全・仁阿弥道八』が昔から知られております。

しかし、古来より数奇者や道具屋などで珍重され、評価されてきながら・・・アカデミックな場においては整理・紹介がなされなかったのが『眞葛長造』です。

その作品は、目にする機会が少なく・・・また、古くより贋作が横行したこともあって、茶人や美術関係者ですらきちんと理解されず・評価が進んでおりませんでした。

昭和の最後となる昭和63年に毎日新聞社発行の京都の真葛香斎による本と、平成12年に茶道資料館での眞葛長造展において、ようやく優品や作品のバリエーションが一堂に会し、関係者を始め各方面に長造のすごさが伝わりました。

仁清写しにおける、その味わいの表現方法や随一で、保全が金襴手や祥瑞等で秀でた半面、仁清写しではすこし固く・明るすぎた感じがあったのに対して長造は独自のセンスでずばぬけておりました。

このことで、今では幕末三大名工は、木米は少し時代が前であったことと、木米は煎茶拠りであったのもあり、今では保全・仁阿弥・長造という言い方が適切かと思われます。

さて、そんな長造ですが高麗系の作品も非常に巧いのです。

今回の盃は、その形状も含めて・・・長造では珍しい作品になります。

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眞葛長造 三島写 馬上杯 (盃) 共箱 香斎極外箱


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印は釉薬に埋もれて見えません。(^^;

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共箱

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極め外箱


眞葛長造

1797(寛政9年)~1860(万延元年)

若くして青木木米の弟子として作陶生活に入る。後、眞葛ヶ原に開窯。

卓越した製作技術を持ち、独特の成形センスと、藁灰釉を筆頭にした上品で味わいのある釉薬を自在に操り、仁清の意を本歌以上に雅味のある作品を生み出した。

明治期、世界に名を轟かせた宮川香山(眞葛香山)は長造の子である。

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永楽保全 筆洗形茶碗 松画晴川院筆 大綱和尚箱 七十造之三之内 [新入荷]

ベースも今月は明日からの14日・15日を残すのみとなりました。

その次はいよいよ、『第4回大美アートフェア』になります。

そこで、大美AF用に用意しております作品を少しづつご紹介したいと思います。


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永楽保全 筆洗形茶碗 

松画 狩野晴川院 筆

大綱和尚箱  賀余七十 永楽保全造之三之内



大変珍しい作品です。

大徳寺の大綱宗彦(そうげん)和尚の七十歳を祝して、保全が3つ製作した作品のひとつです。



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反対側より。

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高台より。


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大綱和尚(1772-1860) 

安永元年生。臨済(りんざい)宗。京都大徳寺住持。同寺塔頭(たっちゅう)黄梅院にすむ。

歌をよくし,書画にすぐれ,10代千宗左,11代千宗室らと親交。安政7年2月16日死去。89歳。

永楽保全とは特に親しくし、宗旦狐などの書の合作も有名。

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松の画は狩野晴川院による筆です。

狩野 養信(かのう おさのぶ、寛政8年7月26日(1796年8月18日) - 弘化3年5月19日(1846年6月12日))

江戸時代後期の木挽町家狩野派9代目の絵師。

文化10年(1813年)まで、その名「養信」は「たけのぶ」と読む。通称、庄三郎(しょうざぶろう)。父は狩野栄信、子に狩野雅信、弟に『古画備考』を著した朝岡興禎、浜町狩野家の狩野董川中信、中橋狩野家の狩野永悳立信らがいる。号は晴川院、会心斎、玉川。多作で狩野派最後の名手と言われる。


文政2年(1819年)に法眼になり、文政11年(1828年)には父の死を受けて家督を相続し、天保5年(1834年)、法印に叙せられた。天保9年から10年(1838年から1839年)には江戸城西の丸御殿、天保15年から弘化3年(1844年から1846年)には本丸御殿の障壁画再建の総指揮を執った。養信がその後亡くなったのは、生来病弱な上に、相次ぐ激務による疲れであったと推測されている。


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大綱和尚箱の外箱として、十七代永楽の極め箱があります。


1842年頃の作品です。

保全は、この翌年、『善五郎』名を息子である和全に譲ることになります。


永楽保全

江戸後期の陶工。京都生。沢井宗梅の子、土風炉師の姓は西村善五郎(了全)の養子となり十一代を継ぐ。通称善五郎、陶鈎軒と号する、隠居名は善一郎。紀伊和歌山藩主徳川治宝に招かれて偕楽園焼をはじめ、「永楽」のニ字を授かる。嘉永7年(1854)歿、60才。



作品も味わい深く、なかなかの佳品です。

※ご成約済です。

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2019年2月6日~7日の新入荷情報です。 [新入荷]

◎今回は少な目です。

♢永楽即全 交趾羽衣香合

¥45000

♢難波焼   富士ノ絵筒茶碗

ご成約済

♢八代十三軒吉向 白雨乃絵 茶碗

¥65000

♢二代三浦竹泉 倣交趾牧童水滴

¥60000

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2019年1月19日~31日の新入荷情報です。 [新入荷]

十二代田原陶兵衛 萩 茶碗

永楽即全 交趾手付 花入

眞葛長造 三島写 馬上杯 (盃) 共箱 香斎極外箱

二代 眞葛香山 色絵蔦之画 菓子器

二代 眞葛香山 青華菊之画 菓子器

初代 眞葛香山 仁清石弾意 湯呑 七十三翁 ※ご成約済

初代 眞葛香山 乾山写芙蓉画 水指 ※ご成約済

二代 眞葛香山 青華色入牡丹之画 花瓶

永楽保全 筆洗形茶碗 松画 晴川院筆 大綱和尚箱  大綱和尚賀余七十之三造之内

初代 清水六兵衛  御本模水指 十一代飛来一閑蓋  碌々斎箱 即中斎替箱

<昭和六十年清水六兵衛歴代茶陶展 出品作№1>

永楽妙全 染付麦藁 向付 【10客】※ご成約済

永楽即全 紫交趾菊 向付 【20客】


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2月のベース、始まりました。 [BASE215]

本日のご予約の方から、2月のベース営業スタートしております☆

明日からも皆様のご来訪をお待ちしております。


3日(日) 予約制  済み

4日(月) 10時~17時

5日(火) 11時~16時 ※変更有り

12日(火) 10時~17時

13日(水) 予約制 ×

14日(木) 10時~17時

15日(金) 10時~17時


新入荷情報もこのあと、お届け致します☆
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