2019年 金沢美術倶楽部正札会 「若筍の会」明日からです

遥々来ました金沢へ。(といっても一か月ぶりですが)



明日からの正札会の準備、完了致しました



お昼は、先輩に地元民しか来ないお蕎麦屋さんに連れて頂き…



若竹蕎麦、まさかのネーミング被りで縁起担ぎます。



昼下がりに、今度は後輩を連れてフルーツむらはたへ行くも、大行列だったのでケーキをテイクアウトして…



再び、準備にとりかかりました。^^;





いつもの定宿は快適です。


今夜はまた別の先輩と恒例のお寿司に。

出張が多い生活ですが、こういうので少しは気分転換して仕事に臨むのであります

では、明日から皆様のご来場をこころよりお待ち申し上げております！

永楽保全 黄薬 菓子皿 【5枚】

保全さんの珍しい作品が入りました。



アイテムとしては、黄交趾の銘々皿でよく永楽さんで見かけるものではありますが・・・保全作のは見かけないものです。



交趾、といわずに黄薬と書かれております。

この頃、保全は交趾型物香合などで黄色を使っておりました。

今のような澄んだ黄色でないことが、古作の風合いを思い起こさせます。



保全の善五郎時代の作品となり、偕楽園にて永楽印を受領した文政10年（１８２７）～天保14年（１８４３）の作と特定できます。

永楽家の長年のパトロンでありました三井の記念美術館には、保全の善五郎時代の作品は14点現存しております。

その中に、この作品と同様の物が御座います。（但し、三井家のは二十枚入）





軟質の陶胎で、三カ所の尖がったピンのようなもので支えて焼成されたようです。


保全の初期交趾焼の特徴的な作品になります。

その後、技術が上がったあとの黄交趾は、当ブログの過去に黄南京焼の酒盃でご紹介しておりますので、ご参照下さいませ。


※ご成約済です。

加藤孝造 黄瀬戸 花入

当店では珍しい、加藤孝造作品の入荷です。

荒川豊造の弟子で多治見市無形文化財に認定されたり、志野・瀬戸黒の技法で、岐阜県重要無形文化保持者にもなり・・・平成22年には瀬戸黒で人間国宝にも認定されておられます。

・・・といったことは、興味がありませんで（というかよく知りません）。

あくまで、「作品」が気に入りましたので。(^^;




『黄瀬戸』


お客様で孝造さんの瀬戸黒をお好きな方がいらっしゃり、孝造さんの瀬戸黒を扱わせて頂きましたことがありました。

黄瀬戸では原憲司さんの作品なんかは扱いたいな、とは思いましたが孝造さんの黄瀬戸で欲しくなったのは初めてです。



なんとも、迫力！があるんですね。



背面から。



下部より。



上部より。


加藤孝造は、桃山陶芸技術の研究もされております。

昨今・・・色んな若手作家さんがよく「写し」ということで、桃山風ということに傾倒される作品がある中、この孝造さんの黄瀬戸花入は桃山の魅力を現代の感覚と古来の形状をミックスさせて昇華することに成功した、というべき作品です。



※御成約済みです。


1935－　昭和後期-平成時代の陶芸家。

昭和10年3月12日生まれ。

昭和26年岐阜県陶磁器試験場にはいり,5代加藤幸兵衛にまなぶ。37年日本伝統工芸展初入選。

41年日本工芸会正会員。

43年「鉄釉(てつゆう)花器」で日本伝統工芸展朝日新聞社賞。

45年多治見市に穴窯を築き独立。

同年荒川豊蔵に師事。

平成2年美濃陶芸協会会長。

21年日本陶磁協会賞金賞,同年瀬戸黒・志野・黄瀬戸の制作・伝承で伝統文化ポーラ賞優秀賞。

22年瀬戸黒で人間国宝。岐阜県出身。

金沢美術倶楽部 正札会 「若筍の会」のお知らせです。

毎年恒例の、GW前半イベント・・・・金沢美術倶楽部での正札会です。

今年は改元に伴い・・・世間では10連休！などと大変なことになってますが。。。

私はいつも通り、GWの半分は（今年は3分の１）お仕事でーす。

今回も独自のラインナップでお魅せしたいと思います☆





〈会　期〉　　2018年4月29日(月) 9:30～17:00
　　　　　　　　　 　　　30日(火)10:00～17:00
〈会　場〉　　金沢美術倶楽部　金沢市上近江町61
〈入場料〉　　無料
〈支払方法〉　現金、クレジットカード
　　　　　　　Admission Free. Please Pay by cash or credit card.
〈主　催〉　　金沢美術青年会

　無料駐車場あり　※満車の場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。

４月のベース、終了致しました。

混血のベース期間も終了し、無事撤収・搬出致しました～



今月は催事が３つとベースというスケジュールですので、本当に運んで、出して、片付けて、運んで…の繰り返しです。^^;



次は、今週末から金沢美術倶楽部で恒例の正札会がございます。



では、新元号初となります５月のベースも、宜しくお願い申し上げます

2019年4月17日～21日の新入荷情報です。

なかなか、ハードな出張期間でした。。。（大阪・名古屋・京都美術倶楽部）

しかし、なかなかマニアックに稀少な作品が集まりました。(^^♪



初代　眞葛香山 仁清石弾意湯碗 七十三翁

永楽妙全 染付茶碗　銘　清友 堀内宗完　箱

加藤利昇 萌黄金銀壷々　皆具

和田桐山 苫舟　向付 【10客】

和田桐山 苫舟　向付 【10客】

初代　眞葛香山 虫明焼　槌に鼠図　香合 伊木三猿斎　箱　※ご成約済

御深井焼 三島獅子耳　水指

御深井焼 志野　茶碗 村木家旧蔵

御深井焼 椿手　茶碗 村木家旧蔵

御深井焼 名物藤袴模　筒茶碗 村木家旧蔵

御深井焼 黒織部　茶碗 村木家旧蔵

楽　一入 柚味噌皿　　　　　了入　覚入極 【5客】　佐野弥高亭旧蔵 ※御成約済み

永楽和全 菊谷窯　曳舟形茶器 箱無　※ご成約済

尾形周平 手捻　盃 ※商談中

矢口永寿 赤絵折枝　菓子鉢

豊楽焼 キンマ木具写　蓋物 名古屋市博物館出展

加藤孝造 黄瀬戸　花入 ※ご成約済

眞葛長造 模古染付桔梗　香合

錦光山 粟田焼薩摩　茶碗

石田陶春 丹波　茶入



今月のベースは、残すところ・・・明日23日（火）と24日(水）のみとなりました。

明日は午前中は私、午後が父の滞在となります。

明後日は搬出の都合上、16時までとなります。



※稀少な御深井焼が現在6点も集まりました。この機会ですので・・・・

改元記念企画として、5月のベースは「令和記念特集　尾張藩窯　御深井焼」

をしようと思います。

なので、明日明後日のベースでは展示致しません。(^^;

ひとけた、みつけた。PART3

開催中です～^^;

明日から。

ベース215は明日は通常営業でございます。

２週間の間…催事続きで、心身共にちょっとお疲れモードです。

今月のベースは、個人的に…チルアウトの週間でもありまして、好評？不評？の「ひとけた、みつけた Part 3」
の企画展示中でございます。



十万円以下のモノのみ、の展示です。


佐久間芳丘 蛍茶碗、矢口永寿 蓋置、清閑寺 蓋置、加藤芳右衛門 織部茶碗 久田箱


真葛香斎 雨夜茶碗、高橋楽斎 信楽茶入、伊勢崎淳 水指
、久宝 茶碗 鵬雲斎



河井武一 花瓶、辻石斎 銘々皿十客、清風与平 青磁双魚小鉢

どうぞ宜しくお願い申し上げます?

2019年4月3日～14日の新入荷情報です。

鈴木睦美 銀地水玉透　大鉢 ※ご成約済

二代　眞葛香山 青磁釉玉取獅子　置物

久世久宝 仁清黒草花　茶碗 鵬雲斎　箱

初代　眞葛香山 依青磁元様意酒瓶　一閑人手 一対

永楽保全 黄薬　菓子皿 【5枚】

眞葛長造 糸巻香合

伊勢崎淳 備前緋襷　水指

加藤芳右衛門 赤織部茶碗　銘　春霞 久田尋牛斎　箱

加藤芳右衛門 黒織部　茶碗

宮川香雲 紅葉橋画　茶碗

宮川香雲 秋草　平茶碗

村瀬治兵衛 若狭盆

鈴木表朔 一閑塗櫛形莨盆 堀内宗完　箱

十一代　中川浄益 吸江斎好筋キセル 一対

三代清風与平 青磁双魚　小鉢



イベント用の作品が多めです。次の新入荷は19日～21日の大阪・名古屋・京都ツアーの後にご報告いたします☆

4月のベース営業日のお知らせです。

京都より、戻りました。　大変疲れましたです。。。(+_+)

で、明日からのベースのスケジュールですが・・・若干の変更が御座います。

ご注意の上、どうぞお立ち寄り下さいませ☆



４月１５日（予約制）⇒　（変更）午後より

　　１６日（予約制）✕

　　１７日　※新入荷有

　　１８日（１４時半迄）⇒　（変更）午後より

　　２２日（予約制）

　　２３日　※新入荷有

　　２４日