一年半ぶりの九朗瀬戸一重口水指の入荷です。

平沢九朗 (1772-1840) 江戸時代後期の武士,作陶家。

安永元年生まれ。尾張藩士。茶道をたしなみ,余暇に古陶器を模して茶器をつくる。

作品には独特の趣があり,九朗焼といわれ、また、尾張徳川家の御庭焼にも参画し腕を奮った。

天保(てんぽう)11年6月23日死去。69歳。名は一貞。通称は清九朗。別号に今昔庵。


尾張藩士の余技作家の中では一番有名です。



今回のも”上がり”が良いです。



反対側より。



底面



口より。



丸で囲んだ部分に2カ所?ほどの小さい修復があります。あくまで外の表面だけですので釉薬剥離の治しかと思われます。





このような時代箱に入っておりました。



口径16㎝

高さ15cm


※ご成約済