今月のベースイベントにご来場の皆様、誠に有難うございました。

前期は2日間でしたが、お陰様で賑やかに終了致しました。

24日からの後期では、お稽古道具から・・・も少しマニアックなモノへ移行して展示替えを行いますので、そちらの方もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


では、本日の作品紹介です。




竹榮堂 榮真 南鐐七宝透托子

非常に珍しく、洒落た作品です。





京都の錺師(かざりし)として現在は四代目まで続く名門家の竹影堂 榮真の作です。




四面に七宝紋様の抜き飾りで、内底面も七宝の筋彫りが施されております。





打ち出しにて非常に造形的な意匠で仕上げられ・・・とても数物作品の仕事とは思えないクオリティです。



箱は10客となっておりますが、十二客揃っております。




ガラスコップで良いもの、となりますとバカラ等・・・洋もので、結構なお値段がします。

そして破損しやすい薄造りが多く気を遣いますね。

コップ台に凝り、載せるガラスはそこそこ・・・で耐久性のあるものを使って演出してみるのも一興かとご提案致します☆


共箱 昭和中期

※売却済み