ONEGORO シリーズのご紹介、第2弾です。


お茶入として、扱いやすさと上がりの良さで時代を問わず人気の膳所焼の茶入です。





膳所焼 (岩崎新定作) 大江写茶入


サイズ  幅5.1㎝  高さ9.5㎝    口径(内)2㎝





G蓋です。(^^;





口も大き目で使いやすく、底も綺麗な状態です。




印銘、”せせ”です。





間道の仕覆も上品で、大き目の茶入を引き締めます。



状態はほぼ未使用です。




共箱



今では膳所焼としてひとくくりにされておりますが、古膳所は数カ所の窯が存在しておりました。

そのうちの、湖南にあった大江焼として遺されており、美術館に所蔵されている茶入を本歌としたのが、この大江写しです。






参考の古膳所焼で、大江焼と思われるものです。

一番有名なのは、中興名物で『大江』と銘のあるものです。

膳所窯が瀬田の大江に在ったことから小堀遠州に名付けられました。

伝来は、小堀遠州〜松平備前守〜松平不昧〜根津嘉一郎〜根津美術館







たっぷりとした風格と、口の広さ・・・と飾り映えも使いやすさも備えた良い茶入で個人的に好きなタイプです。





※ご成約済です。