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新シリーズ・はじめます☆ 【O-LINE 1】 苫舟 香合 [ONEGORO LINE]

新型コロナウイルスで、世間は完全な自粛中です。

非常事態宣言が発令されてから・・19日目です。周りでは毎日のニュースでさらに気を引き締める雰囲気もありますが、少々緩みがちな様子もただよっているこの週末です。

しかし、皆様方の(もちろん私も)健康が第1ですので、くれぐれもお気をつけ下さいませ。

私の方は、まだまだ「やれること」「やりたいこと」が有りますもので、心身の健康維持も兼ねてベースへは通って仕事を続けております。

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といっても、車移動によるドア・トゥ・ドアで、3日間業務・1日間休日というサイクルを続けております。

さて、そんな中ですが・・・当JFKでは、これまでの「こだわり」のご紹介以外に、ちょっとお値頃品のご紹介もたまには盛り込んでみましょう、という企画・・・


【ONEGORO-LINE】


を始めることにいたしました。


是非、お愉しみ下さいませ☆


では、第1弾です。


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 苫舟 時代香合


幅 9cm×4.3cm 高さ3.8cm    箱 合わせ



あじわいのある香合です。

苫舟というのは、苫をまとった舟のことです。


苫とは、菅(すげ)・茅(かや)などで編んで作ったもの。船などを覆い、雨露をしのぐのに用います。


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時代のものですが、なかなか良くできております。

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形状もさることながら、色合いも。

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径年変化にて、透けた溜塗りの本体には、螺鈿による意匠が施されております。

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内側の”朱”も根来調で。

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見えますでしょうか?内底は網代(あじろ)になっているんです。

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苫舟とは、こういう感じでして・・・


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三十石舟、というお話があります。

『三十石』(さんじっこく)または『三十石夢乃通路』は、京と大坂を結ぶ三十石舟の船上をおもな舞台とする上方落語の演目の一つです。

本来は旅噺「東の旅」の一部であり、伊勢参りの最終部、京から大坂の帰路の部分を描く。現在は独立して演じられることが多い。


主人公二人が京からの帰途、伏見街道を下り、寺田屋の浜から夜舟に乗り、大坂へ帰るまでを描いております。

前半は宿の描写、船が出る時のにぎわい、美人が乗ると思い込んだ好色な男の妄想、旅の道中に出会ういろいろなものに触れての軽妙な会話、船頭の物まね、などが続きます。

後半では船中で五十両の金が盗まれる騒動が起きますが、船頭の機転で盗んだ男がつかまり、噺はめでたく結ばれる、といったものです。

これは、余談ですが・・・

苫舟、いろんな趣向でお使い出来ますね。




※ご成約済です。


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藤井香雲堂 JFK お問い合わせ先 


【メール】 fujii-01@xc4.so-net.ne.jp


【お電話】090-8578-5732


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