ありそうで、中々無い・・香山の替茶器です。



当店では瀬戸釉茶入、仁清意茶入を扱ったことはありますが、このようなものは他の茶陶作家作品では有るものの、香山では珍しいのです。



呉祥瑞意、作品は香山では初代の末期頃よりお茶碗が存在します。２代の大正末期頃まで見られる技法です。



香山の祥瑞は、その呉須の質の高さとブルーがかった白磁部分のハーモニーが魅力です。




共箱　甲側



共箱　裏側



牙蓋の替え蓋が付きます。

サイズは

幅6㎝　高さ5.3㎝(つまみ含まず)



お席が終わりに近づき、お客様方の注意が再びお点前さんに戻ります。


最後に運び飾り付けられる替茶器は、その後席立ちする時まで滞在するお道具であり、最後に登場する目新しいお席の花となるものです。



三器よりも、全てのお客様に観ていただけるものでありますので、ここは拘りたいところですね！