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【2024年5月】 新入荷情報&スケジュール [新入荷]

【2024年5月15日 新入荷 画像追加・よもやま話追記】


名古屋出張から帰った翌朝からの体調変化、その夜から16時間程寝込みまして・・・お医者さんにも行きましたが、なんとか昨日から仕事フル稼働しております。

しかし、まだ軽い咳と鼻声ではありますが[あせあせ(飛び散る汗)]

気候が良いと、時間あるだけMAXに行動してしまいがちで、頭も並行してフル稼働させておりますとたまーにこういう風邪ひきになってしまうのは昔からです。一応気を付けているつもりなのですが同じパターンです。(^^;

余裕あるなぁ・・・という程度で常に心掛けたいのですが、ついつい貧乏性なので。

ご心配おかけいたしました。励ましのメッセージ頂戴しました皆様方には御礼申し上げます。


・・・・と、いう要因の一端であろうと思われますが・・・


オークション出張の合間に、どうしても、という展観に行ってまいりました。


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せとものフェスタ2024 瀬戸市美術館特別展「春岱―稀代の名工―」

開催日 : 2024年04月20日 ~ 2024年06月02日


『名古屋』駅から2駅の『栄』から始発しております、『名鉄瀬戸線』にて約30分で終点『尾張瀬戸駅』、からの徒歩8分。


なんと、『加藤春岱』の単独展としては60数年ぶり!という偉業がついに為されました☆

うちの師匠の動きが大きく作用したようですが。(^^;

これは・・・見逃せない・・・しかし、仕事のスケジュール的にうまくついでに絡ませられない。。。

ということでの強行軍でした。


なかなか、見事な展示数とフルサイズの図録が用意されてます。


その数・・・なんと『70点』!

プラス、有名な・・・『唐三郎文書』などの古文書も9点!

よだれが出そうでした。


せっかくなので、瀬戸の窯場あたりの散策も。


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『むしあけ』に行った時も思いましたが、江戸時代や明治の雰囲気がまだ感じられる場所でした。

悪く言えば、開発されてない・・・観光として発展してないことでもありますが、それもまた良し。


時間が無かったので、『加藤民吉』の生誕の地や石像には伺えませんでした。そちらはまたの機会に。


『尾張陶』ファンにはおススメです。



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さて、5月といえば…毎年恒例の『十軒店』がございます!

第5回目を迎えることとなりました☆



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2024年5月22日(水)~29日(水)迄の8日間のイベントです。

私も、22日(水)23日(木)29日(水)の3日間滞在致します☆


詳細はインスタグラム、並びに・・・当JFKでも、別に特集記事を設けますのでご覧くださいませ。



それでは、【新入荷情報】を。



◎十一代 中川浄益 伝来写エフゴ 建水

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※ご成約済みです。


◎嘉永元年頃 永樂保全 河濱焼 平茶碗 不識斎好み

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昨年から・・・・不思議と、ご縁が続いております、『河濱焼』ですが。

今回は、平茶碗です。なかなかの良い絵付けでいい仕上りとなっております。

『月に萩』の図柄です☆


◎江戸時代後期 高橋道八 讃窯 伊羅保 茶碗 八代極め箱

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讃窯で、伊羅保は珍しいですね。二代か三代かは、ちょっと特定出来ません。



※ご成約済みです。



〇昭和前期頃 初代 徳田八十吉 抹茶四ッ揃(貝文皆具) 壱組

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初代八十吉のバイブル、昭和51年の小松美術館の展観出品作&図録所載品です!

皆具は、とても珍しいのです。


※保留中


〇昭和後期頃 初代 徳田八十吉 古九谷写意 鴛鴦文香合 九谷村原石

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こちらも、小松美術館の展観出品&図録所載品です!


粋な意匠のレアアイテムです。


※商談中です。



〇昭和後期頃 初代 徳田八十吉 古九谷欽慕式紙 菓子皿 【10枚】

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箱には記載されておりませんが、色調から九谷原石使用と思われます。

お洒落な意匠で、平向付としても良いでしょう!



○元禄4(1691)~享保元(1716)年頃  樂 宗入 黒瓢箪 茶入 覚々斎 箱 直入極め外箱

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これは・・・なかなか、グッとくる作品です。

1700年前後の空気感を感じるものです。

宗入は、尾形光琳・乾山の従兄でもありました。また、利休没後100年であり長次郎回帰の志向も感じられるのです。



○大正時代 永楽妙全 染付吉字 中皿 【10枚】即全極め箱

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幅15.5cmのお使いやすいサイズです。古染付の写しであり、厚手となっております。



○大正初期頃 初代 眞葛香山 乾山意椿之画 菓子器 二代遺作箱

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初代の鉢の中でも、逸品に類するものです!



○明和3(1766)~文化元(1084)年 初代 高橋道八 黒茶碗 共箱 銘 寿松  鵬雲斎 箱

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初代で、ここまでの良い黒樂はなかなか出てまいりません。状態も良く。

高台側に広がる朱釉が、拝見時のお愉しみです。



○大正4(1915)年頃 永楽得全 乾山写黒茶碗 惺斎箱 即全極め

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和全が、鴻池家の還暦祝として鴻池所蔵の乾山を模して造られた有名なお茶碗が在ります。

これは、それをモチーフに得全がリメイクしたもので、保全と才能や気質が似ていたといわれる得全の力量が発揮された逸品となっております。



○古八代焼 茶器

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八代亜紀さん、亡くなられてしまいましたね・・・[あせあせ(飛び散る汗)]


味わい深く、元は筒向付であったと思われます。

茶器に仕立てられておりますが、酒器や茶箱用茶碗にもお使いになれそうです。




○幕末~明治期 絵志野 茶入

藩窯が終わりに向かい、様々な名工たちが独自の路線に向かいます。

この茶入はとても良い土と釉薬にて、きちんと茶器としての仕上がり抜群に造られたものです。

牙蓋も、仕立て仕覆も、遠州流的な桐箱も完璧なパッケージングです。

底部の花押がどのお茶人さんかだけが不明なのです。



○幕末~大正期 高取 茶入

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こちらも、幕末に藩窯が終了してしまう前のまだ手間とコストをかけられていた頃の高取焼です。

おなじく、仕立ても遠州流でバリっと仕上がっております。



 
【スケジュール】


6 オークション(大阪南美術会館)

  ~下見・会議

7 オークション(大阪美術倶楽部)

  14時頃~ベース

8~11 名古屋出張

9・10 オークション(名古屋)
11 オークション(名古屋美術倶楽部)


13 ベース  ⇒風邪で行けませんでした[あせあせ(飛び散る汗)]
14 ベース  午前 作品撮影
15 ベース      ~14時迄
16 ベース   
17 ベース  午前 ご予約有 午後 ご予約有  
18 ベース  午前 ×         ※夕方~荷造り


《19~23日出張です》

19 オークション(大阪美術倶楽部)
20 オークション(名古屋美術倶楽部)
21 オークション大会(京都美術倶楽部)

【22日~29日 日本橋骨董まつり~『第5回 十軒店』  (海老屋美術店)】

22 十軒店(東京日本橋) 滞在    午前 ご予約2件 午後 ご予約1  夕方 ご予約有
23 十軒店(東京日本橋) 滞在    午後 ご予約1 

27 ベース ※未定 調整中です。
28 ベース ※未定 調整中です。

29 十軒店(東京日本橋) 滞在

30・31 オークション大会(金沢美術倶楽部)




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【BASE 215】 大阪市浪速区日本橋東2-1-5 大阪南美術会館内


当店の出張営業所です。現在では『岸和田本店』よりこちらを中心に活動しております。

当ブログにてスケジュールをご確認の上、上記より事前に『ご来訪のご連絡』を頂戴致したく存じます。



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