【2023年11月29日 新入荷情報 追加】



『第39回十翔会』に多数のご来場を頂き、誠に有難うございました!


新たな体制での11社揃った初開催は、久々にボリューム感のある会場となりました。

来年からは、『年3回』での開催として生まれ変わります。

どうぞ、引き続き宜しくお願い申し上げます。


さて・・・十翔会撤収からそのまま、東京への荷造りと、名古屋でのオークションへの準備でした。

間に、一日・・・私の誕生日を挟みまして、本日名古屋にて・・最後の売買が完了です。


明日から、東京入りです☆




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ようやく、体調も完璧となって頑張っております。


ブログご覧頂いております皆様方から、ご心配メール等を頂戴しました。有難うございました。(^^;





先日、名古屋出張の前に・・・奈良のお客様のところへ、修理預かりに伺った際にホンモノの「正倉院」を。

なかなか、感動的だったのです。

「正倉院”展”」の方は、大勢の方々が熱心に詰め寄っておりました。

美術、的な要素というより・・・1400年もの太古のロマンに対する興味なのでしょうね。




【2023年11月の新入荷】



〇大正初期 初代 眞葛香山 呉祥瑞意六角形 向付 【5客】遺作箱



祥瑞の向付は、久しぶりです。

初代では特に珍しいものです。大正初期頃の作品ですが、眞葛窯に遺されており二代により箱を仕立てられました。


※ご成約済みです。


〇永楽和全 於九谷 呉須赤絵 升杯



なかなかの、味わいです。サイズは大き目ですよ!


※御成約済みです。


〇藤原雄 備前窯変 花入 人間国宝



雄、仕入れるの・・・4年ぶり?5年ぶり?でしょうか。

これは、今まで見た中で一番好きです! 




〇樂 慶入 桐ノ画 菓子皿 碌々斎 自画



さらっとした皿(苦笑)、ですが・・なにか惹きつけるものがあります。

『喰籠』がメインの表千家流ではありますが、敢えて・・・この菓子皿に三つ盛りで正客様に出してみたい!と思わせるものです。

碌々斎が、自身で絵付けをしております。


※ご成約済みです。


〇戌午年 中村宗哲(尼宗哲) 雪花銀蒔絵 四方菓子盆 惺斎好 五ツ之内



オーセンティックな茶道具です。引きすぎず、足しすぎず。。。品格です。


※売却済みです。


〇中川浄益 七宝鳳凰耳 柄杓立 惺斎 十五ノ内




これは、もはや『鑑賞用』の『美術品』です。

浄益最盛期の作品ですね。

小ぶりな杓立です。


※ご成約済みです。


〇吸江斎 茶杓 八景之内 山市晴嵐 名取川埋木ヲ以て 



とても、粋な表流のお道具持ちの茶人の蔵です。(某宗匠の高弟という話です)

銘も全て、凝ったものばかりでした。



※ご成約済みです。



〇即中斎 三つ節茶杓 『三吉野』 正玄下削




※ご成約済みです。



〇蒟醤 亀 香合 (啐啄斎 判) 吸江斎 箱




以前、目の前に表れつつも・・ご縁が無かった作品です。今回はようやく手元に来ました!



〇明治41(1908)年 夜寒焼 麦藁手蓋置 碌々斎好 箱




丁寧に、花押の朱書きと夜寒の書き銘も揃っているのです。


※ご成約済みです。



〇鵬雲斎 一行 『嘉辰令月』



※ご成約済みです。


〇明治4(1871)~35(1902)年頃 樂 慶入 萩釉 茶入 淡々斎 箱 (共箱無)




※ご成約済みです。



〇十四代 坂倉新兵衛 萩 鶴菱皿 【6客】




「樂」で有名な意匠です。

数の調整用にも。 もちろん、新兵衛作品の方が丈夫です!


※売却済みです。


〇初代 矢口永寿 染付写橋の絵 千代久(小向付) 【10客】





小向付です。

形状や絵付けがなかなか良いのです。 重ねることも出来ます。


※ご成約済みです。


〇賀集珉平 二代 黄南京柘榴に鳥絵 鉢




※ご成約済みです。


〇幕末期 永樂和全  染付桔梗 酢猪口




※御成約済みです。


〇文久二年 奥田木白 萩薬 手塩皿 【10枚】





※売却済みです。


〇幕末~明治初期頃 奥田木白 橋弁慶 置物 無地箱




※ご成約済みです。


〇幕末~明治初期頃 奥田木白 松竹梅 赤絵蓋置





〇樂 宗入 赤 菊皿 【5客】直入極め箱




※ご成約済みです。



〇江戸時代後期 眞葛長造 模仁清雉子 小茶碗 共箱・香斎極め外箱




※ご成約済みです。


〇永楽即全 仁清写菊 茶碗 鵬雲斎 箱



※売却済みです。



〇五代 真葛香斎 金襴手腰捻 茶碗 鵬雲斎 箱




※ご成約済みです。



〇大西清右衛門(浄心) 唐銅唐草 建水 鵬雲斎好み 箱




※御成約済みです。


〇大正11(1922)年 二代 眞葛香山 仁清意紅葉 香合 九ツノ内 木津宗詮箱


以前にも扱ったことのある、とても洒落た意匠の香合です。

元は野々村仁清の本歌があるらしいのですが・・・


※御成約済みです。


〇大正末~昭和初期 大原貫学 青貝細工 水指棚


これまた、以前取り扱ったものと同手になります。

前の個体は、『大阪歴史博物館』での『大阪職人図鑑』という展観に展示された後、販売してしまいました。(^^;

前回のものより、半額以下のお値打ちで入手出来ました☆


※売却済みです。


〇河井武一 灰釉鉄流 角皿 【12客】


なかなか、使いやすい形状・色合いです。


※ご成約済みです。


〇大樋年郎 魚紋 皿 【10枚】


丁度いい、中皿です。 先々月に亡くなられた10代大樋さんの作で、襲名前は『魚』や『鳥』に因む意匠を多く作られておりました。



〇樂 旦入 柚味噌 皿 【5客】2客継ぎ在


2客が大きく銀継ぎされておりますが、3客が無事です。超お値打ち価格なのです。


※御成約済みです。


〇覚々斎(原叟) 茶杓 銘『萬歳』 玄々斎箱 即中斎箱

少し短めで、少し太め、の数奇者好みの茶杓としてのミドコロがある作品です。

共筒に、玄々斎の箱が添い・・・外箱に即中斎の箱となるものです。

※御成約済みです。



【11月のスケジュール】


1~5 金沢出張

3(金・祝)、4(土)、5(日) 『金美特別展』


6 オークション 於 大阪南美術会館 ×
7 オークション 於 大阪美術倶楽部 ×
8 オークション 於 東京美術倶楽部

9~11 奈良出張& オークション出張 於 名古屋

14 ベース
15 ベース 
16 ベース 10:00 1件予約有
17 ベース
18 ベース × 

19 オークション 於 大阪美術倶楽部
20 オークション 於 名古屋美術倶楽部
21 オークション大会 於 京都美術倶楽部

22 ベース

24~26 『十翔会』 於 大阪美術倶楽部

27 ベース ×

29 オークション 於 名古屋美術倶楽部
30~12月3日 東京出張






↓【終了しましたイベントです】





金沢を中心とする有名美術商31店が一堂に会し、 厳選された美術品を各商店ごとに展示即売いたします。

会 期 / 令和5年11月3日(金/祝)、4日(土)、5日(月)
     10:00~18:00(最終日は16:00まで)

会 場 / 金沢美術倶楽部 金沢市上近江町61

併 設 / 11月3日(金/祝)~4日(土) チャリティー正札会
     11月5日(日)14時 記念特別講演会「茶の湯とは何か」

入場料 / 無料

支払方法 / 現金、クレジットカード
      Admission Free. Please Pay by cash or credit card.


*満車の場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。
隣に近江町ふれあい館駐車場がございます。
(割引券等はございません)





当店、この秋ツアーのテーマであります、『うつしもの、うつくしきもの』。

ご好評を頂戴しており、次々とご縁を頂戴しつつ・・・新入荷も次々有ったりと継続しております。


この金美がラスト、でございますので何卒、ご高覧の程をよろしくお願いいたします!



積載量は、半分程で出発です!



道中‥回転寿司と、温泉へ寄りつつ‥


某学芸員様からのお薦めで、『小松市立博物館』と『錦窯展示館』へ








九谷焼と関西のやきものの関連性を追求したマニアックな特別展示でした。



三田焼や、湖東焼、の九谷焼との関連性や写し物の近似‥などが実物を取り揃えて比較されております。

また、再興九谷焼や粟生など‥つい、古九谷やとんで八十吉ばかりなところでない、江戸後期の熱い名工・名窯の紹介も素晴らしいものでした。

徳田八十吉の生家も初めてでした#59130;







今回は、6月の名美アートフェア仕様のリファインバージョン。



落書きは、さらに東京より加速しております。#59120;#59142;














次の落書きアートは、来年6月迄お預けなのです。

(というか‥来年度は、ブース催事は2回しか無いのです。)