あといくつ寝るとお正月~という感じになって参りました。

本日ご紹介致しますのは、二代香山作による染付扇香合です。



二代の頃になりますと、茶道文化の復興により茶道具が多く見られるようになります。



香山作品ですから、自家製による呉州の発色もよく、形状もきちんと扇子を開いたように波打っております。



サイズ、手取り感も良く、炭点前にも使いやすそうです。



染付扇香合は、型物香合長者番付では西の4段9位です。

上には祥瑞の扇もありますが、この作品の色や側面の仕上がりが祥瑞にひけをとりません。



共箱

大正後期の作品となります。