珍しい、五代目の大樋長左衛門作品が入りました。



五代 大樋長左衛門 赤(飴) 平茶碗

1824年~1856年頃

幅14cm 高さ5cm 高台径 5.5cm


五代は、大樋の中興の祖といわれる名工です。

過去の楽の写しものから、創造的なもの、そして注文を受けた器類など・・製作の幅も広く釉薬などの技術の確立を為し、後世の大樋へ伝えております。

文政7年(1824)10月、四代が隠居した後に五代を襲名しました。

作品に戻りましょう。



平といっても、碗なりで5月~9月辺りまでお使いいただける形状です。




見込みも丁寧に形成されております。



高台より



釉薬の色もよく、作品の状態も良好です。

箱は合わせ箱になります。


※ご成約済です。