9~10日の東京美術倶楽部への出張のあれこれです。

東美は、今回の新型コロナ騒動に早くから渦中にありましたので・・・他の美術倶楽部に比べて厳重体制での再開となっており、私自身も約8か月ぶりの訪問です。

まだ、警戒態勢ということで・・・オークションも当日はジャンル別に時間帯を分け、事前申請式の参加者数限定、そして作品を触ることによる接触感染や、片付けの密を避ける為に画像をプロジェクターで観ながら、発声による飛沫防止のためにパドル式も採用されました。

このタイプは未経験ですので、ちと・・・緊張しつつの参加です。(^-^;

総数も少なかったのですが、いづれも高値で推移しており・・・結果1点だけしか仕入れることが出来ませんでした。


全くの手ぶらも覚悟しておりましたので、前日は下見終了後に、かねてより・・気になっていた場所へ散策しておりましたのでその辺の見聞録をば。





珍しく、今回は飛行機での上京です。

富士山、見えました☆



午後から・・・電車でとことこ向かった先は・・・





葛飾区 柴又~


はい、例のとこです。


これまで半世紀近く、全く寅さんなんて観たこともなかったのですが、ちょっとしたことで気になりまして。

そしたらちょうど・・・世間が緊急事態宣言の最中である4月から、BS(無料の)で4Kリマスターの寅さん全作品を毎週土曜日に放送するというのを発見。

惜しくも3週目位からでしたが、それから毎週1本づつ見始めましたところ。。。

どっぷり漬かってしまいました。(^-^;


ということで。






柴又駅の前では寅さんと見送るさくらの像が。






おお・・・・時代に取り残された感が素敵です。

帝釈天参道です。





まずは、監督始め・・・スタッフの休憩や着替えに使われていたという大和屋さんで、渥美清がよく食べていたという老舗の天丼にて昼食。

タレ、絶品です。






柴又帝釈天 !

御前様~  源公~





記念館にも行きました。 暑い中歩いていきましたもので・・体温チェックにひっかかり、別室へ連れていかれました。( `ー´)ノ

クールダウンしてから無事入館。


タコ社長がよく座っていたところで、寅さんの部屋へ通じる階段をバックに。





こちらは、1~4作目の実際の寅さんの実家”とらや”の撮影に使われいた階段です。

現存しているその場所は・・・・




その名も”とらや”

ロケ当時は”柴又屋”さんだったそうですが、建て替え工事に際して名前が変わったそうです。



草餅~





オープニングでおなじみの江戸川です。 実際に撮影していたエリアは少し離れていて遠かったです。。。。





最後に、柴又駅前にて。


”渡世人のつらいとこよ~” というセリフを聞くたびに、同じくドサ周り巡業のような仕事をしている身としては身に染みます。(-_-)


合計、往復含めて4時間ほどでしたが、良いワーケーションになりました☆