今月は、本当に出張等が多すぎて・・・合間の仕事が、かなり詰んできております。。。

作品の手入れ、と撮影等がうまく進んでおりません。。。


そんな合間を縫って、昨日は『藤田美術館』の内見会へお邪魔して参りました。


クリスティーズでの中国美術品の整理、等を経て・・・これまでの敷地建物を一掃し、そのあと1年半かけて新たな美術館を建設され、このほど4月よりオープンの運びとなりました!







佐川美術館、やMIHOミュージアム、はたまた21世紀美術館…などを合わせたようなファーストインプレでしたが、なんのなんの。


ものすごく、練られたディレクションで、それはもう・・・・素晴らしいものでした。


モノを、きちんと伝えること、が徹底されて演出されており、随所のこだわりはまさしく新世紀のものです。

魅せ方、も良いのですが・・・マキシマムなクオリティをミニマムな物量で、情報過多にはならずに・・かといって物足りなくならないという絶妙な匙加減。

もちろん、1点1点の凄さ、があってのことですが。

キャプションは排除し、モノ自体に注力してもらいたいという、意図。

それを補う、ガイドとのコミュニケーションも。


一般の方から、プロフェッショナルまでそれぞれが堪能できるようになっておりました。


語るには多すぎるので、これはぜひ皆様足を運んでいただきたいのです。





銀河と宇宙・・のように、撮影してみました、おなじみの国宝です☆




旧館の蔵を利用した美術館の名残を、この部分を再利用することで演出しております。



多宝塔も移築され、茶室なども新たに。


いや~素晴らしい体験でした。

・・・から、の。


今月の『藤井美術館』#59142;


いえ、『BASE215』です・








『幕末、京焼』

、というより、保全・和全・仁阿弥だけです。。。



さて、作業に戻ると致しますです。(^^;