外の陳列より・・・

今日は外の陳列の写真です。

これは・・・非常に珍しい、初代清風与平作の祥瑞水指です。
当店の参考品として入手いたしました。

三代は帝室技芸員で有名ですが、初代・二代も江戸期に色々と茶道具等を作製しておりました。

染付け・・・祥瑞の手が多いように思われます。

あまり市場では出る量が少なく、中でも虫明焼の指導に行ってる時の作品はさらに少なく貴重です。

初代清風与平（１８０３～１８６１）

この作品は２箇所のホツレと側面の下の方に焼成時の窯切れが大きく横に有るのと、底にも窯切れがあってわずかに水が染み出るのが残念な部分です。
水の漏れは漏れ止めは一応施してますが、液体による漏れ止めだけですので完璧を求める際には金継ぎ等が必要かもしれません。

箱は四代清風与平の極め箱になっております。