ゆく年~【初代 諏訪蘇山 河豚香盧盧】 [帝室技芸員]
本年最後の催事を無事終えて・・・
そこから大晦日迄の6日間、多数の書類作成や、1日半でフル大掃除、奥伊吹まで6年ぶり(!)の日帰りSKIに神戸へ角松敏生の恒例年末総決算ライブ・・・とフル活動でした。(^^;
全ての仕事も終えたのは本日夕方。
そこで、はたと・・・当ブログをほったらかしということに気付きました。
ちょうど、昨夜に『明治陶磁器』研究家でおられる『K』先生に河豚のコースをご馳走になりましたので、今年最後は『河豚』のご紹介を致しましょう☆
【初代 諏訪蘇山 河豚 香炉】
幅 27.5cm × 14cm
高さ 17cm
製作年代 大正6(1917)~大正11(1922)年
箱 共箱 帝室技芸員 印
大きな、大きな彫像作品です。
初代蘇山は、陶芸家としては『5名』しか認定されていない帝室技芸員の3番目となります。
今年は、京都の京セラ美術館に於いて、京都に関する帝室技芸員を勢ぞろいさせた展観が実現した年でありました。
『綺羅きらめく京の明治美術ー世界が驚いた帝室技芸員の神業』
初代諏訪蘇山の初期作品で、珍しい陶器の彫像作品も多数展示されました。
また、没後100年ということで、初代蘇山の偉業を再発見すべく企画された展観もございました。
『初代 諏訪蘇山 没後百年記念展 ―初代蘇山の遺した石膏型を次代へ―』
青磁、のすばらしさを伝えると共に、型成型により成し得る造形力の魅力を、蘇山の余技作品なども併せて紹介されておりました。
学芸員さんに伺ったところでは、近年中に初代諏訪蘇山の展観のさらなる進化したバージョンも企画するということですので、楽しみです。
さて、ここで作品のご紹介に参ります前に。。。。
『帝室技芸員(ていしつぎげいいん)』というものをおさらいしておきましょう。
明治23年より昭和19年まで宮内省によって運営されていた、美術・工芸作家の顕彰制度です。
日本画家や西洋画家、彫刻家の他、金工や陶芸、漆芸といった諸工芸作家に加えて、陶工と写真家
なども認定されております。
制度発足の背景には、美術の奨励に加え、明治維新によって幕府や諸藩の庇護を失い、窮地に立たされた画家や工芸家を救い、優れた技術を保存する目的がありました。
『帝室技芸員』は当代における美術の、最高の栄誉と権威を示す制度でしたが戦後内閣府と宮内省の改変にともない消滅。
こうした顕彰行為は、後の文化勲章や重要無形文化財制度、日本芸術院会員への認定に引き継がれていきます。
定員は25名で、制度廃止まで計79名が認定されましたが、『陶芸家』ではわずか5名のみ。
三代 清風与平 明治26年(1893)認定
初代 眞葛香山 明治29年(1896)認定
初代 伊東陶山 大正6年(1917)認定
初代 諏訪蘇山 大正6年(1917)認定
板谷波山 昭和9年(1934)認定
中でも、初代諏訪蘇山は認定されてから5年後には亡くなられております。
置物?
いえ、香炉なのです。
サイズとしては・・・結構、リアル河豚に近いかもしれません。
昨夜、お料理屋さんの生け簀(いけす)にて泳いでるお姿を見たばかりなのです。(^^♪
なんとも、愛らしいお顔です。
この、口から煙を出します。
左右の鰭からも煙が出ます。
合計、3か所から香りを発するのです。
生き生きした、動きを感じさせる造形なのです。
上からも見事な発色と生々しさ。
こんな感じで開きます。
印は底部にございます。
共箱です。
初代諏訪蘇山は、遅咲き?という人生を歩まれております。
当初は、加賀藩いて武芸を学び、軍務に従事。
明治6(1873)年、任田屋徳次に陶芸を学び、明治8(1875)年に上京し工部省教師フェノロサ邸隣に住んで美術工芸を学び、また大学校教師ゴットフリード・ワグネルに化学を学んだ。
日本にとっては、釉下彩の父ですね。
明治9(1876)年 大井村に工場を設立し、橋本雅邦、久保田米僊等を招いて陶像、石膏像の製作、模型の捻造を行いました。
この頃の仕事は、後の蘇山の根幹となる『造形力』の基となるのです。
明治11(1878)年、福井県坂井港で製陶の改良に携わり、明治13(1880)年には石川県江沼郡九谷陶器会社で陶芸を教える傍らに『陶像置物』を考案し明治17(1884)年1月帰京。
ここまでだけでも、あちこちに行っておりますが、まだまだとどまるところを知らず・・・
坂井、高岡、九谷陶器会社、金沢区立工業学校、山内伊右衛門工場など北陸地方各地で陶器、煉瓦の製造、指導を行っており、指導者としてのキャリアを重ねておりましたが、この時期の行動は全て・・
『蝋型』の研究と『造形』の実現に向かう物なのです。
その後、腕を見込まれ、明治33(1900)年に『錦光山』に招聘され、職長として務めることになります。
大いに尽力しましたが、時代の流れに翻弄された『錦光山宗兵衛』は、輸出等への展開もするですが廃業へと追い込まれることになりました。
それは、歴史と確固たる技術力があっても、新たな世の中の嗜好や、技術の進化に適応していかないと生きていけないという時代の到来でした。
そして、明治40(1907)年五条坂に満を持して独立したのです。
それは56歳になる年であり、当時としてはかなりの高齢でのソロデビューであります。
しかし、そこからのスピードはそれまでの遅れを取り戻そうかのようにさらに精力的です。
七官青磁、交趾釉、白高麗、漆黒釉等、多岐に渡る様式を研究し、大正2(1913)年には鳥の子青磁を考案します。
大正3(1914)~4(1915)年、李王職の依頼により朝鮮に渡り、高麗古窯旧跡を調査と窯の再建を指導し焼成に成功。
大正6(1917)年、宮内省により帝室技芸員に選ばれることになったのです。
青磁の蘇山、で知られますが・・・その魅力を構成する中の大きなファクターは、『造形力』です。
蘇山のキャリアの多くを占める、型形成や立体物の製作のチャレンジがそれを実現しているのです。
初代諏訪蘇山の魅力が詰まった、希少な造形作品なのです!
※ご成約済みです。
今年も、残り少なくなって参りました・・・
本年は、皆様方には大変お世話になりました。また、当ブログをご覧頂きております方々にも感謝の極みでございます。
来年もどうぞ、宜しくお願い申し上げます。
皆様、良いお年をお迎えくださいませ!
そこから大晦日迄の6日間、多数の書類作成や、1日半でフル大掃除、奥伊吹まで6年ぶり(!)の日帰りSKIに神戸へ角松敏生の恒例年末総決算ライブ・・・とフル活動でした。(^^;
全ての仕事も終えたのは本日夕方。
そこで、はたと・・・当ブログをほったらかしということに気付きました。
ちょうど、昨夜に『明治陶磁器』研究家でおられる『K』先生に河豚のコースをご馳走になりましたので、今年最後は『河豚』のご紹介を致しましょう☆
【初代 諏訪蘇山 河豚 香炉】
幅 27.5cm × 14cm
高さ 17cm
製作年代 大正6(1917)~大正11(1922)年
箱 共箱 帝室技芸員 印
大きな、大きな彫像作品です。
初代蘇山は、陶芸家としては『5名』しか認定されていない帝室技芸員の3番目となります。
今年は、京都の京セラ美術館に於いて、京都に関する帝室技芸員を勢ぞろいさせた展観が実現した年でありました。
『綺羅きらめく京の明治美術ー世界が驚いた帝室技芸員の神業』
初代諏訪蘇山の初期作品で、珍しい陶器の彫像作品も多数展示されました。
また、没後100年ということで、初代蘇山の偉業を再発見すべく企画された展観もございました。
『初代 諏訪蘇山 没後百年記念展 ―初代蘇山の遺した石膏型を次代へ―』
青磁、のすばらしさを伝えると共に、型成型により成し得る造形力の魅力を、蘇山の余技作品なども併せて紹介されておりました。
学芸員さんに伺ったところでは、近年中に初代諏訪蘇山の展観のさらなる進化したバージョンも企画するということですので、楽しみです。
さて、ここで作品のご紹介に参ります前に。。。。
『帝室技芸員(ていしつぎげいいん)』というものをおさらいしておきましょう。
明治23年より昭和19年まで宮内省によって運営されていた、美術・工芸作家の顕彰制度です。
日本画家や西洋画家、彫刻家の他、金工や陶芸、漆芸といった諸工芸作家に加えて、陶工と写真家
なども認定されております。
制度発足の背景には、美術の奨励に加え、明治維新によって幕府や諸藩の庇護を失い、窮地に立たされた画家や工芸家を救い、優れた技術を保存する目的がありました。
『帝室技芸員』は当代における美術の、最高の栄誉と権威を示す制度でしたが戦後内閣府と宮内省の改変にともない消滅。
こうした顕彰行為は、後の文化勲章や重要無形文化財制度、日本芸術院会員への認定に引き継がれていきます。
定員は25名で、制度廃止まで計79名が認定されましたが、『陶芸家』ではわずか5名のみ。
三代 清風与平 明治26年(1893)認定
初代 眞葛香山 明治29年(1896)認定
初代 伊東陶山 大正6年(1917)認定
初代 諏訪蘇山 大正6年(1917)認定
板谷波山 昭和9年(1934)認定
中でも、初代諏訪蘇山は認定されてから5年後には亡くなられております。
置物?
いえ、香炉なのです。
サイズとしては・・・結構、リアル河豚に近いかもしれません。
昨夜、お料理屋さんの生け簀(いけす)にて泳いでるお姿を見たばかりなのです。(^^♪
なんとも、愛らしいお顔です。
この、口から煙を出します。
左右の鰭からも煙が出ます。
合計、3か所から香りを発するのです。
生き生きした、動きを感じさせる造形なのです。
上からも見事な発色と生々しさ。
こんな感じで開きます。
印は底部にございます。
共箱です。
初代諏訪蘇山は、遅咲き?という人生を歩まれております。
当初は、加賀藩いて武芸を学び、軍務に従事。
明治6(1873)年、任田屋徳次に陶芸を学び、明治8(1875)年に上京し工部省教師フェノロサ邸隣に住んで美術工芸を学び、また大学校教師ゴットフリード・ワグネルに化学を学んだ。
日本にとっては、釉下彩の父ですね。
明治9(1876)年 大井村に工場を設立し、橋本雅邦、久保田米僊等を招いて陶像、石膏像の製作、模型の捻造を行いました。
この頃の仕事は、後の蘇山の根幹となる『造形力』の基となるのです。
明治11(1878)年、福井県坂井港で製陶の改良に携わり、明治13(1880)年には石川県江沼郡九谷陶器会社で陶芸を教える傍らに『陶像置物』を考案し明治17(1884)年1月帰京。
ここまでだけでも、あちこちに行っておりますが、まだまだとどまるところを知らず・・・
坂井、高岡、九谷陶器会社、金沢区立工業学校、山内伊右衛門工場など北陸地方各地で陶器、煉瓦の製造、指導を行っており、指導者としてのキャリアを重ねておりましたが、この時期の行動は全て・・
『蝋型』の研究と『造形』の実現に向かう物なのです。
その後、腕を見込まれ、明治33(1900)年に『錦光山』に招聘され、職長として務めることになります。
大いに尽力しましたが、時代の流れに翻弄された『錦光山宗兵衛』は、輸出等への展開もするですが廃業へと追い込まれることになりました。
それは、歴史と確固たる技術力があっても、新たな世の中の嗜好や、技術の進化に適応していかないと生きていけないという時代の到来でした。
そして、明治40(1907)年五条坂に満を持して独立したのです。
それは56歳になる年であり、当時としてはかなりの高齢でのソロデビューであります。
しかし、そこからのスピードはそれまでの遅れを取り戻そうかのようにさらに精力的です。
七官青磁、交趾釉、白高麗、漆黒釉等、多岐に渡る様式を研究し、大正2(1913)年には鳥の子青磁を考案します。
大正3(1914)~4(1915)年、李王職の依頼により朝鮮に渡り、高麗古窯旧跡を調査と窯の再建を指導し焼成に成功。
大正6(1917)年、宮内省により帝室技芸員に選ばれることになったのです。
青磁の蘇山、で知られますが・・・その魅力を構成する中の大きなファクターは、『造形力』です。
蘇山のキャリアの多くを占める、型形成や立体物の製作のチャレンジがそれを実現しているのです。
初代諏訪蘇山の魅力が詰まった、希少な造形作品なのです!
※ご成約済みです。
今年も、残り少なくなって参りました・・・
本年は、皆様方には大変お世話になりました。また、当ブログをご覧頂きております方々にも感謝の極みでございます。
来年もどうぞ、宜しくお願い申し上げます。
皆様、良いお年をお迎えくださいませ!
【2022年12月 師走のベーススケジュールと新入荷情報です】 [BASE215]
【2022年12月24日 新入荷情報・催事風景・・・等 追加】
いよいよ、今年20本目・・・当店ラストイベントです☆
★第九回大美正札会 〈Antique Bazaar〉
『生活骨董から高級美術品まで美術商が安心できる逸品を』
大阪美術商協同組合の厳しい加入条件を満たした確かな目利きとキャリアをもった美術商によ る1 点 1 万円からと、初心者の方でも安心してお買い求めいただける展示即売会です。
本会では、壁で区切られるブース形式を無くし、骨董・茶道具・懐石道具・書画・絵画・諸美術品を展示。どなたでもお気軽に見て、手にとり、 その場で手に入れることができます。
どうぞ 2 日間にわたりお越し頂き、数ある美術品からご自身のお気に入りや新しい出会いをお楽しみください。
■日 時 2022年 12月 24日(土)10:00~17:00・25日(日)10:00~16:00
■会 場 大阪美術倶楽部 〒541-0042大阪府大阪市中央区今橋2-4-5
■入場料 無料
■主 催 大阪美術商協同組合
■お問合せ先 株式会社大阪美術倶楽部 大美正札会事務局 TEL06-6231-9626
当店は、厳選・お値打ちの29点を展示致します!
どうぞ、宜しくお願い致します。
初日終了致しました! ご来場いただきました皆様、誠に有難うございました。
当店の展示エリアをご紹介致します。
床の間
根来塗、米禽、九朗、幹山
根来塗、了入、保全×2
書付のお値打ち品たち。
会期中、『他店出品商品』のお世話もさせて頂いております。ご気軽にご相談下さいませ!
仕入れは、少な目ですが・・・新入荷情報をお知らせ申し上げます☆
【2022年12月度 新入荷情報】
◎大正期 初代 諏訪蘇山 河豚 香炉 帝室技芸員印箱
◎昭和18~35年頃 大西清右衛門(浄中) 鉄六角豆捻環
※ご成約済みです。
◎幕末期 伊万里焼 赤絵染付 奈良茶碗 【10客】
※ご成約済みです。
◎川本半助 染付四君子 蓋茶碗 【10客】
※御成約済みです。
◎加藤作助 織部 平向付 【12客】
※ご成約済みです。
◎永楽即全 乾山写梅絵 茶碗『東風』 即中斎 箱
※売却済みです。
◎昭和34(1959)年 永楽即全 乾山写槍梅 茶碗 即中斎好み 箱
※売却済みです。
◎昭和3(1928)年 七代 白井半七 今戸焼羽子板 香合 惺斎好み 二十ノ内
※売却済みです。
◎幕末期 偕楽園焼 紫薬 茄子香合 惺斎 箱
※ご成約済みです。
◎天保11(1840)年 平澤九朗 黄瀬戸手造 兎香合 古希作
※ご成約済みです。
◎呉杉堂 純銀銘々菓子器 【10枚】 853g
◎和田桐山 乾山写桜画 茶碗 鵬雲斎 箱 (お客様より委託販売中)
※ご成約済みです。
◎茜窯 岡田華渓 紫釉龍田川 茶碗 鵬雲斎 箱 (お客様より委託販売中)
※ご成約済みです。
◎十一月 玄々斎・又玅斎 消息 掛け軸 鵬雲斎 箱
家元の代替り、を知らせる豪商茶人への文です。
※御成約済みです。
◎仲秋の月 玄々斎 消息 掛け軸 鵬雲斎 箱
仲秋の茶会のお道具等を書き留めたものでしょうか。
※御成約済みです。
【ひとりごと見聞録】
先日の東京ワ―ケーションの一コマより。
浜松辺り?でしょうか。
とても、とっても・・久しぶりに『機上の人』となりました。
それは、いつも車で宿泊していた東京のホテルが『廃業』となったことや、『全国割』などという・・・自分が予約出来た時は非常にうれしく、予約出来なかった時には忌々しい(?)制度のせいで、出張難民となったことから・・・苦心したあげく、『青色』の飛行機会社のHPよりホテル付の搭乗券も割引になることを発見。
3泊4日往復飛行機付き、で31000円という(さらにクーポン7000円付)モノで行けることになったのです。
もちろん、出品商品たちは美術トラック便に依頼しないといけませんが、それでも十分トータルでお安くなります☆
富士山は、ちらっとだけ。
そんなわけで、10時には東京美術倶楽部に『インクラブ!』出来たのです。
そこで届いた荷物を仕分けしたりしても、充分丸一日楽しめる時間と体力が有るのです。
なんて、素敵。
生まれて初めて、中目黒を散策して・・・夏前からちょっと始めた『アナログカセットライフ』を堪能できるお店を訪問したり。
数日遅いですが、自分で誕生日祝い?という名目で爆買いしてみたり。
夜は、もうすぐ取り壊しになる『中野サンプラザ』にて、『岡村靖幸』のコンサートへ行ったり。
催事が始まる前に、バケーション出来ました☆
お仕事は、あまりのハードさに・・・夕食後、足を三か所同時につってしまって歩けなくなるという事態に陥るほどでしたが、多数のご縁を頂戴しまして無事成功裏に終えることが出来ました。
からの、帰路・・・いつもなら、翌日に車で帰るのですが、飛行機ですので撤収作業した後、即時帰路につきます。
さすが日曜日&旅割・・・
空港はごった返し。
保安検査は30分待ちの行列。。。。
それでも、ひとりお疲れ様会出来たりもし、やはり飛行機プランは良いかも?
一夜明けて、早速お仕事が山積みなのです。
まずは、今月のスケジュールをお知らせ申し上げます。
【ベーススケジュール】
※コロナ禍でありますことと、作業の都合上、ご来訪には事前のご予約をお願いしております。
12月
1~4 【東京出張】
3・4 『東美正札会』@東京美術?楽部
6 大阪南美術会館オークション
7 大阪美術?楽部オークション
8 神戸出張
9~11 【名古屋出張】
10・11 『数奇の市』@名古屋美術?楽部
12 ベース 午前<準備> 午後 一件予約有
13 ベース 午前~15時×
14 ベース 全日×
15 ベース 全日×
16 ベース 10時予約有 13時半予約有 16時予約有
18 オークション下見
19 大阪美術倶楽部オークション
20 名古屋美術倶楽部オークション
21 京都美術倶楽部オークション
22 ベース 一件予約有 16時<撤収>
23 準備
24・25 『大美正札会』@大阪美術倶楽部
=======================================================
Journal of FUJII KOUNDO 《問い合わせ先》
藤井香雲堂
TEL 090-8578-5732
MAIL fujii-01@xc4.so-net.ne.jp
※当ブログはPC用サイトでの閲覧を推奨しております。
スマートフォンでご覧頂く場合もPC用表示をご選択下さい。
=======================================================
いよいよ、今年20本目・・・当店ラストイベントです☆
★第九回大美正札会 〈Antique Bazaar〉
『生活骨董から高級美術品まで美術商が安心できる逸品を』
大阪美術商協同組合の厳しい加入条件を満たした確かな目利きとキャリアをもった美術商によ る1 点 1 万円からと、初心者の方でも安心してお買い求めいただける展示即売会です。
本会では、壁で区切られるブース形式を無くし、骨董・茶道具・懐石道具・書画・絵画・諸美術品を展示。どなたでもお気軽に見て、手にとり、 その場で手に入れることができます。
どうぞ 2 日間にわたりお越し頂き、数ある美術品からご自身のお気に入りや新しい出会いをお楽しみください。
■日 時 2022年 12月 24日(土)10:00~17:00・25日(日)10:00~16:00
■会 場 大阪美術倶楽部 〒541-0042大阪府大阪市中央区今橋2-4-5
■入場料 無料
■主 催 大阪美術商協同組合
■お問合せ先 株式会社大阪美術倶楽部 大美正札会事務局 TEL06-6231-9626
当店は、厳選・お値打ちの29点を展示致します!
どうぞ、宜しくお願い致します。
初日終了致しました! ご来場いただきました皆様、誠に有難うございました。
当店の展示エリアをご紹介致します。
床の間
根来塗、米禽、九朗、幹山
根来塗、了入、保全×2
書付のお値打ち品たち。
会期中、『他店出品商品』のお世話もさせて頂いております。ご気軽にご相談下さいませ!
仕入れは、少な目ですが・・・新入荷情報をお知らせ申し上げます☆
【2022年12月度 新入荷情報】
◎大正期 初代 諏訪蘇山 河豚 香炉 帝室技芸員印箱
◎昭和18~35年頃 大西清右衛門(浄中) 鉄六角豆捻環
※ご成約済みです。
◎幕末期 伊万里焼 赤絵染付 奈良茶碗 【10客】
※ご成約済みです。
◎川本半助 染付四君子 蓋茶碗 【10客】
※御成約済みです。
◎加藤作助 織部 平向付 【12客】
※ご成約済みです。
◎永楽即全 乾山写梅絵 茶碗『東風』 即中斎 箱
※売却済みです。
◎昭和34(1959)年 永楽即全 乾山写槍梅 茶碗 即中斎好み 箱
※売却済みです。
◎昭和3(1928)年 七代 白井半七 今戸焼羽子板 香合 惺斎好み 二十ノ内
※売却済みです。
◎幕末期 偕楽園焼 紫薬 茄子香合 惺斎 箱
※ご成約済みです。
◎天保11(1840)年 平澤九朗 黄瀬戸手造 兎香合 古希作
※ご成約済みです。
◎呉杉堂 純銀銘々菓子器 【10枚】 853g
◎和田桐山 乾山写桜画 茶碗 鵬雲斎 箱 (お客様より委託販売中)
※ご成約済みです。
◎茜窯 岡田華渓 紫釉龍田川 茶碗 鵬雲斎 箱 (お客様より委託販売中)
※ご成約済みです。
◎十一月 玄々斎・又玅斎 消息 掛け軸 鵬雲斎 箱
家元の代替り、を知らせる豪商茶人への文です。
※御成約済みです。
◎仲秋の月 玄々斎 消息 掛け軸 鵬雲斎 箱
仲秋の茶会のお道具等を書き留めたものでしょうか。
※御成約済みです。
【ひとりごと見聞録】
先日の東京ワ―ケーションの一コマより。
浜松辺り?でしょうか。
とても、とっても・・久しぶりに『機上の人』となりました。
それは、いつも車で宿泊していた東京のホテルが『廃業』となったことや、『全国割』などという・・・自分が予約出来た時は非常にうれしく、予約出来なかった時には忌々しい(?)制度のせいで、出張難民となったことから・・・苦心したあげく、『青色』の飛行機会社のHPよりホテル付の搭乗券も割引になることを発見。
3泊4日往復飛行機付き、で31000円という(さらにクーポン7000円付)モノで行けることになったのです。
もちろん、出品商品たちは美術トラック便に依頼しないといけませんが、それでも十分トータルでお安くなります☆
富士山は、ちらっとだけ。
そんなわけで、10時には東京美術倶楽部に『インクラブ!』出来たのです。
そこで届いた荷物を仕分けしたりしても、充分丸一日楽しめる時間と体力が有るのです。
なんて、素敵。
生まれて初めて、中目黒を散策して・・・夏前からちょっと始めた『アナログカセットライフ』を堪能できるお店を訪問したり。
数日遅いですが、自分で誕生日祝い?という名目で爆買いしてみたり。
夜は、もうすぐ取り壊しになる『中野サンプラザ』にて、『岡村靖幸』のコンサートへ行ったり。
催事が始まる前に、バケーション出来ました☆
お仕事は、あまりのハードさに・・・夕食後、足を三か所同時につってしまって歩けなくなるという事態に陥るほどでしたが、多数のご縁を頂戴しまして無事成功裏に終えることが出来ました。
からの、帰路・・・いつもなら、翌日に車で帰るのですが、飛行機ですので撤収作業した後、即時帰路につきます。
さすが日曜日&旅割・・・
空港はごった返し。
保安検査は30分待ちの行列。。。。
それでも、ひとりお疲れ様会出来たりもし、やはり飛行機プランは良いかも?
一夜明けて、早速お仕事が山積みなのです。
まずは、今月のスケジュールをお知らせ申し上げます。
【ベーススケジュール】
※コロナ禍でありますことと、作業の都合上、ご来訪には事前のご予約をお願いしております。
12月
1~4 【東京出張】
3・4 『東美正札会』@東京美術?楽部
6 大阪南美術会館オークション
7 大阪美術?楽部オークション
8 神戸出張
9~11 【名古屋出張】
10・11 『数奇の市』@名古屋美術?楽部
12 ベース 午前<準備> 午後 一件予約有
13 ベース 午前~15時×
14 ベース 全日×
15 ベース 全日×
16 ベース 10時予約有 13時半予約有 16時予約有
18 オークション下見
19 大阪美術倶楽部オークション
20 名古屋美術倶楽部オークション
21 京都美術倶楽部オークション
22 ベース 一件予約有 16時<撤収>
23 準備
24・25 『大美正札会』@大阪美術倶楽部
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Journal of FUJII KOUNDO 《問い合わせ先》
藤井香雲堂
TEL 090-8578-5732
MAIL fujii-01@xc4.so-net.ne.jp
※当ブログはPC用サイトでの閲覧を推奨しております。
スマートフォンでご覧頂く場合もPC用表示をご選択下さい。
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【名美 歳末数寄の市】 [催事]
年末恒例の四連続催事ツアーの、第三段‥名古屋美術倶楽部での唯一の『正札会』形式のイベントです
コロナ禍では、2020年[>]?混雑回避の為、入札形式のみ、2021年[>]?茶会は無しで通常展示方式
‥と、徐々に元の姿に近づいてきましたが、2022年の今年は二日目のチャリティー茶会併催も元通りでの、完全復活となりました。
明日、明後日と皆様のご来訪をお待ち申し上げております!
当店展示エリアのご紹介です。
2階の広間壁側、となります。
他出品者さまの、商品のご紹介並びに御仲介もさせていたはだいております。
どうぞ、御気軽にお声がけくださいませ
※(金)にアップしたつもりが、下書きのままになっていて(土)にアップ致しました‥‥お知らせ、遅くなり申し訳ございません
【2022年12月 東美正札会】明日より開催です! [催事]
今回は‥飛行機+トラック便での東京入りです
昨日は荷物の受け取りと、仕分けを午前中に済ませて‥
午後からは中目黒~渋谷~中野サンプラザ、とワーケーションしておりました。
からの、荷飾りの本日‥無事陳列完了!
当店出品エリアのご紹介です。
まずは2階から。
近代工芸コーナーには、寛次郎と宗麿を。
懐石の器、と
今回は表流の、ちと面白めの出物や長造と和全のお茶碗です。
『4階』は『4-20』でございます。
皆様のご来訪をお待ち申し上げております
基本的に、4階に滞在しております。
不在の場合は携帯電話『090-8578-5732』を御呼びだしくださいませ。
昨日は荷物の受け取りと、仕分けを午前中に済ませて‥
午後からは中目黒~渋谷~中野サンプラザ、とワーケーションしておりました。
からの、荷飾りの本日‥無事陳列完了!
当店出品エリアのご紹介です。
まずは2階から。
近代工芸コーナーには、寛次郎と宗麿を。
懐石の器、と
今回は表流の、ちと面白めの出物や長造と和全のお茶碗です。
『4階』は『4-20』でございます。
皆様のご来訪をお待ち申し上げております
基本的に、4階に滞在しております。
不在の場合は携帯電話『090-8578-5732』を御呼びだしくださいませ。