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JFK presents 『うつしもの、うつしきもの』 [催事]


9月もあっという間に終わってしまいそうです。

暑さはあと少し、続きそうですが秋はもう目の間、ですね。


藤井香雲堂 夏ツアーが終わり・・・

いよいよ、ブース催事の『秋ツアー』がスタートします!



FUJII KOUNDO 2023 AUTUMN TOUR

  【うつしもの、うつくしきもの】



「3都」美術倶楽部にて開催されるアートフェアにてご覧頂きます企画展のご案内です。

江戸時代後期、諸国国焼に於いて彗星のごとく名工たちが登場し、新たな技術等も誕生し、やきもの百花繚乱の時代。
明治に入ると、海外貿易を意識したものへと主流が移りますが、この頃はまだ「茶陶」が中心でした。それらは、200年前の「うつし」を目的としながらも個性や技が入り組んだ結果・・・独自の美意識として独自の様相を呈するのです。茶道具、懐石の珍しいやきものを、ご高覧下さいませ。 


                                       藤井香雲堂



【東美アートフェア】 

10月13日・14日・15日 ◎東京美術倶楽部 3-21ブース



【京華】

10月28日・29日・30日 ◎京都美術倶楽部



【金美特別展】

11月3日・4日・5日 ◎金沢美術倶楽部 3階 B-8ブース



<出品予定作品>


寛永年間 御深井焼 小肩衝 茶入 銘 常盤 近衛内大臣忠煕 箱

幕末期 御深井焼 瀬戸釉 水指 近左真塗蓋添

幕末期 御深井焼 大名物藤袴模 筒茶碗 六ツ之内 村木家旧蔵

幕末期 御深井焼 黒織部 茶碗 村木家旧蔵

文化4(1807)~文政7(1824)年頃 加藤民吉 祥瑞向富士 平鉢

幕末期(下限1820年) 平澤九朗 瀬戸黒 茶碗 銘『蝙蝠』 春斎耕甫 箱

幕末期 平澤九朗 唐津写千鳥絵 香合 星崎の土を以て

江戸時代後期 大橋秋二 織部 香合 共箱

嘉永元年(1848)~7(1854)年 永楽保全 雲鶴青磁 酒飲 共箱・即全極め外箱

天保年間末(1843年頃) 永楽保全 祥瑞輪誌歌有 蓋置 十七代極め箱

嘉永4(1851)~7(1854)年頃 永楽保全 湖南焼染付山水絵 火入 十七代極め箱

嘉永元年(1848)~7(1854)年 永楽保全 染付四つ入角 十牛ノ図向付 【10客】

慶応元(1865)~明治29(1896)年 永楽和全 金襴手 酒杯

幕末期   奥田木白 赤絵萬古焼写 蓋置

明治時代頃 古曽部焼 雪笹 手鉢

文政8(1825)~嘉永5(1853)年 八代長兵衛 朝日焼 茶碗 十五代極め箱

江戸時代中期 備前 伊部手一重口 水指



・・・ちょっとだけ、ヨ。(^^;

大正後期 二代 眞葛香山 乾山意紅葉ノ画 茶碗

昭和3(1928)年 多勢家特注品 二代 眞葛香山 色絵紅葉之画 向付 【10客】



以後、新入荷も追加致します!



東美アートフェア、のホームページにて当店の紹介がされております。

どうぞ、ご覧下さいませ。


https://toobi.co.jp/artfair/galleries/157


長ったらしい・・・インタビュー記事も。(;^_^A






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【Journal of FUJII KOUNDO】


当ブログは、『藤井香雲堂』の各種インフォメーションをお知らせするものです。

インスタグラムやツイッター、Facebook等のSNS全盛時代ですが・・ブログでしか表現出来ない情報をお届けする為、『敢えて』ブログ形式に拘っております!


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【BASE 215】 大阪市浪速区日本橋東2-1-5 大阪南美術会館内


当店の出張営業所です。現在では『岸和田本店』よりこちらを中心に活動しております。

当ブログにてスケジュールをご確認の上、上記より事前に『ご来訪のご連絡』を頂戴致したく存じます。

大変ちいさなギャラリーですので、コロナ禍で有りますことと、おひとりおひとりと、きちんとご対応したいのでアポイントメント制となっております。何卒ご理解の程宜しくお願い申し上げます。



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【永楽保全 湖南焼染付山水絵 向付(一) 火入にも】 17代永楽善五郎極め箱 [永楽保全  Blue&White]


『永楽保全 Blue&White』

続けてご紹介致します☆



生涯をかけて、知識の探求とたゆまぬ努力を続けた・・・幕末京焼の名工のひとり、それが永樂保全です。


晩年は、息子である和全との不仲や財政難により、かなり苦労をし・・・江戸や滋賀、高槻と流浪の身でありましたが、それぞれの行く先で確実な足跡となる作品群を遺しています。

そんな中でも、評価されるのが『湖南焼』といえましょう。



嘉永3年10月、京都を離れ江戸行きを敢行しました。

江戸窯を築き、新たな地で心機一転、腕を奮うつもりであったようです。

しかし、三井家の援助は得られず・・・失意の中、嘉永4年6月、京へは戻らず滋賀県の大津の『長等山』、『三井寺下鹿関町』に仮寓し、再起を図ることにしたのです。


この時期に焼成されたものたちは、『於湖南』『長柄山焼』『三井御浜焼』といったものがあります。


『染付』が中心であり、また・・・保全の作陶活動の集大成ともいえるのです。


間に嘉永5年に大阪の摂州高槻城主、永井候の招聘により『高槻焼』を築窯し製作しましたが、これらもまた・・・染付のみであります。

嘉永4(1851)年~嘉永7(1854)年の3年間、ここに着目すべき点があると考えるのです。


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【永楽保全 湖南焼染付山水絵 向付(一) 火入にも】


幅  8.8cm

高さ 7.8cm

製作年代 嘉永4(1851)~7(1854)年頃

箱 十七代善五郎 極め箱



これまた、先ほどご紹介いたしました・・・蓋置とは違い、すっきりした染付です。

この焼成具合は、まるで明治後期の香山並の染付です。


まだまだ、京焼に於いては「染付技術」は始まったばかりの中、仮寓の地に於いてこのレベルは目を見張るものがあります。


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斜めに置くのが一番カッコ良いかもです。


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元は、「向付」として生まれたのでしょう、見込み底にも絵付けがございます。


しかし、湖南焼では酒器等は多く見かけますが、懐石道具は珍しいかもしれません。


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「於湖南 永楽造」


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こちらも、17代の極め箱になります。


火入とされておりますが、元々の生まれから・・・「酒器」としても、おひとり用の「御向」としてお使い頂くのもお勧めします!


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       藤井香雲堂
 

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【永楽保全 祥瑞輪誌歌有 蓋置】 十七代極め箱 [永楽保全  Blue&White]

2020年・・・『おもろいで!尾張陶 & 永樂保全 Blue and White』という企画を準備しておりました。

しかし、2月下旬より・・・例のコロナ蔓延により、お流れに。

前者は、2021年6月に名美アートフェアにて、一応の陽の目を見ましたが・・・名古屋でない場所での啓蒙が出来ずで、そちらはようやく本年、10月~11月に東京・京都・金沢にてその企画をご覧頂くことになります!

後者の方は、せっかくの優品が揃ったタイミングでしたが、在庫を一度解散してしまいまして。(;^_^


その後、ほそぼそと・・・仕入れてはお譲りして、を繰り返しております。

そんな、『永楽保全 Blue & White』な逸品のご紹介です。




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【永楽保全 祥瑞輪誌歌有 蓋置】 


幅  5.6cm

高さ 5.3cm

製作年代 天保年間末期(1843年頃)

箱  十七代極め箱



江戸時代後期、京焼が再び脚光を浴びる新時代に突入しました。

あらたな工人、あらたな技術が生まれ、初期京焼を踏襲しつつ・・当時の時代性も反映させながら、新しい魅力を含んだ作品が大いにもてはやされたのです。

『青木木米』や『仁阿弥道八』が、『芸術家』的であったのに対して、永楽保全は『工芸家』的でありました。


しかし、『超一流』の『工芸家』なのです。


保全の生い立ちを紐解いて参りましょう。


京都西陣の織屋、「沢井宗海」の子として生まれ。(これは確かではなく一説として)その後、「黄梅院」へ預けられ「大綱和尚」の喝食となりました。

その後、西村家(※この頃は永楽姓ではない)の十代である「了全」に子が居なかったことから大綱和尚へ相談したところ、養子縁組となったということです。

文化3~4年頃であり、保全が12,3歳の頃です。(保全37,8歳)

しかし、それは単なる縁組でなく保全の類まれなる才能を見込んでということでありました。

幼少時より、大綱和尚より「禅学」「禅道」を指導され、書道は「松波流」、画は「狩野永岳」に学びます。他にも和歌を「香川景樹」、さらには「舎密究理」(現在の科学)を医家の新宮涼庭、シーボルトの門下の日野鼎斎に学び、「蘭学」を広瀬玄恭に教えを受けておりました。

これらのことからも分かりますように、永楽保全は当時の文化人の第1級の様々な人たちからの薫陶を受け、今の大学院卒以上の博士級の学識を持っておりました。

陶技は、深草の「人形屋市右衛門」「土器研究師 山梅」の元で研究し、義父である「了全」からの教えを受けました。


保全の研究熱心さと向上心は尋常でなく、西村家の元代々専業とされていた、「土風呂師」から脱却し「陶芸師」を目指すことへも繋がります。


その後の歴史をこの調子で語ると・・・長くなりますので。(^^;



作品をご覧いただきます。


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保全の代表作のひとつに、『祥瑞写し』がございます。

明るく、かっちりした…その後の永樂スタイル的なものもありますが、こちらはより唐物風の味わい深い作行きです。


これは『碁打ち図』でしょうか。


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呉須の発色もよく。

『詩紋』



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舟に人物ですが、中国の図柄からすると、『漁夫』図でしょう。



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『人馬』図です。

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内側には、『瓔珞紋様』が施されております。


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押印にて『河濱支流』印と、書き銘にて『大日本天保年 永楽保全製之』とあります。



さて、ここで面白い点が。



これまでも、何度かご紹介しております内容ですが・・・・保全の製作時期区分は以下の3期に分けられます。



『善五郎』時代 文政10(1827)~天保14(1843)年


『善一郎』時代 天保14(1843)~嘉永元(1848)年


『保全』時代 嘉永元(1848)~嘉永7(1854)年



『善一郎』から『保全』(やすたけ)と記すようになったのが『嘉永元年』といわれます。


そして、上記の通り、『善一郎』時代は天保14(1843)年~嘉永元(1848)です。



ん?と思われた方、いらっしゃいますね。


『天保年』に『保全』なのです。


永楽保全や和全のパトロンとして支えた三井家の優品の多くが収まっている、三井記念美術館によると所蔵品から、『弘化4年ころから保全の箱書がある』とされております。


弘化4年は1847年です。

この作品の存在から・・・遅くとも、天保14(1843)年には『保全』を名乗っていたことが判ります。


しかし。


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17代永楽善五郎(而全)の極め箱なのです。


文書などでは、保全という名前は号としての保全より以前から使っていたと云われます。


この作品は『やすたけ』という意味で印とは別に署名されたのかもしれませんが、この作品に共箱が存在していたのならば・・・・面白い資料となったでしょう。


しかし、この作品自体も貴重なものであることは間違いありません。


作品の上がりからも、製作年代的には『善一郎』時代のクオリティです。



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今、保全作品の染付の優品が3点御座いますので、徐々にご紹介いたしたいと思います。




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【2023年9月】のベーススケジュール&新入荷情報です。 [BASE215]

【2023年10月2日 在庫状況更新】











《 ~過去雑記となります~ 》


9月23・24日 に『大阪美術倶楽部』の本館1階

『ウェストギャラリー+扇鴻の間』にて開催されます‥


『第6回 十翔会特別開催版 ~取り合わせのカタチ』 の、準備が完了致しました[exclamation]

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各社が、様々なテーマで『取り合わせ』しております[ぴかぴか(新しい)]

当店は『ヒトリ、愉しむ。』


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ウエストギャラリー、は所謂‥大阪美術倶楽部の西玄関を改装されて設けられた展示会場です。

過去に十翔会で使わせて頂いていた頃と、そんなに変わらない?(^-^;

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お手頃かつ、粒ぞろいのものを、こちらに。

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新入荷のもの、初展示のもの、を中心に。

明日、明後日の両日、皆様のご来訪を、心よりお待ち申し上げております!



  ※終了致しました。皆様のご来訪、誠に有難うございました!




8月からの‥催事ラッシュの2弾目[かわいい]?『はんなり骨董樂市』も無事終了致しました。

11年目の東京・日本橋丸善でしたが・・・ひょっとしてこれまでで一番、真面目に(?)ギャラリーに詰めてたかもしれません。(^^;

お越し頂きました皆様方、誠に有難うございました。

偶然のご縁などで、成功裏に終えることが出来ました。また、来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

そして、数日後にまた東京出張に‥[冷や汗2]

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さすがに、猛暑の後では‥富士山の帽子もどこへやら?

新幹線より撮影してみました。

そして、名古屋出張も続いておりますのです。

ちょっと、バラエティが弱い新入荷では有りますが、じっくり厳選しておりますので、お楽しみに!


まずは、8月24日以降の新入荷情報です。

10月からの連続ブース催事に向けて、企画展に沿った仕入れが続いております☆



〇幕末~明治初期頃 永楽和全 金襴手 鉢 而全極め箱

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※売却済みです。


〇嘉永4(1851)年 永楽保全 白蔵主自画 大綱和尚賛 而全極め箱

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江戸行きから戻った時の京都一条にてしたためた掛け軸であります。

この記載は珍しい☆ 大亀老師の箱も添います。


※ご成約済みです。


〇嘉永元年(1848)~7(1854)年 永楽保全 染付四つ入角 十牛ノ図向付 【10客】

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これは、保全の懐石道具の中では・・・逸品であることは間違いないのです。


〇嘉永元年~3年頃 永楽保全 河濱焼 松葉ノ絵 茶碗

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※御成約済みです。



〇古曽部焼 雪笹 手鉢

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三代作品です。しかし・・・古曽部焼でここまでの名品があったとは・・・!


※売却済みです。


〇奥田潁川 赤絵 臺鉢

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※御成約済みです。



○樂覚入 赤砂釉徳利

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砂釉の丁寧に作られた徳利です。

※売却済みです。


○佐野長寛 黒漆片口形 内紅葉絵 菓子器


※売却済みです。



○八代長兵衛 朝日焼茶碗 十五代極め箱

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八代目を特定されてる珍しいお茶碗です。小ぶりですが今どきの濃茶の各服点にぴったりです。


※ご成約済みです。


○江戸中期 伊部焼 一重口 水指


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最初、古丹波と思って手に入れたのですが・・・実は伊部!

珍しい上、端正な茶道具として出来上がっております。

※ご成約済みです。



○仁阿弥道八 讃窯 片身替細水指 

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讃窯で、ここまでの茶道具はそう、ありません。

せいぜい鉢があったくらいです。まさに仁阿弥らしい技の光る希少な逸品です。


※御成約済みです。


○二代 眞葛香山 乾山意竹之画一節形 菓子器

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カタチが、竹節ともなっております。お洒落な鉢ですね。


※ご成約済みです。


○初代 眞葛香山 眞葛焼戌申之茶碗

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まぁ、かわいいっ! 初代の明治後期の作品です。


※ご成約済みです。



○永楽即全 乾山写絵替 細向付【10客】

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半七作品でも有名な乾山の写しです。

永楽に作らせると大変丁寧にきちんと仕上がってきます。


※ご成約済みです。



○弥兵衛(任土斎) 玉水焼 黒茶碗 利休形東陽坊写
 
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これは珍しい! 共箱であり、無傷であり・・・

尾張藩御用菓子屋であった「桔梗屋」の主人より宝暦3年に贈られたとの記載もあります・


※ご成約済みです。



○初代 眞葛香山 染付碁打 香合 二代遺作箱

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※ご成約済みです。




○初代 眞葛香山 交趾柘榴香合 (戌年)

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※ご成約済みです。




○15代坂倉新兵衛 模仁清輪花口 水指

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平成10年の個展の作品です。仁清独自の輪花口がまたお洒落。


※ご成約済みです。


○文化8(1811)~天保5(1834)年頃 樂 了入 瀬戸黒写 万歳楽茶碗 稲垣休叟箱 共箱 直入極箱

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桃山陶の写しにチャレンジしたのは了入と旦入です。

樂独自の釉薬と解釈により、もはや写しというより新しいなにかに生まれ変わっているのです。


※ご成約済みです。



○明治26年頃 谷焼(復興窯) 松之絵 向付 【10客】

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江戸中期に人気を博した「谷焼」を求める声は絶えることなく・・・明治時代に、祥雲寺の境内にて一時、復興されることになりました。

京都より陶工を招聘し、谷焼のテイストを再現したのです。
※ご成約済みです。



○永楽即全 乾山写雀 茶碗

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永楽独自の意匠であることと、お稽古に行ってた先で愛されていたお茶碗であったこともあり、ついつい仕入れてしまう、稀有な即全作品なのです。

※ご成約済みです。


○明治20(1887)年頃 樂 慶入 鮟鱇 火入  窯疵有

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昔は、樂の火入の中でも最高値に類された手です。

形状によらず・・・ちゃんと灰形が出来るような角度になっているのです。


※ご成約済みです。



○江戸時代後期 一方堂焼 青華桔梗 香合 鵬雲斎箱・共箱・八代極め箱

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微小の窯ほつれがありますが、作品の美しさが際立ちます。

かなり希少です。仁阿弥は京焼界に於いて染付の黎明期を支えた先駆者です。

その技がきちんと反映されているのです。

※商談中です。


○江戸後期 大橋秋二 織部 香合 共箱

共箱は珍しいです。牧翁。


※ご成約済みです。



○安政3(1856)年大綱和尚 豆腐 画賛  後藤瑞巌極め箱

大綱さんの、有名な掛け軸です。一度扱いたいと思っておりましたが‥まぁまぁの値段しましたので機会がなく。

今回は、ややシミがあるものの自然に伝世した好ましい表装でもあり、また珍しい瑞巌の箱になってることもあって、何よりもお値打ち、であることから[exclamation]


※ご成約済みです。



【2023年9月のスケジュールです。】


ちょっと、タイトですので商品の仕立てや撮影に追われてるかもしれません。(+_+)


~5 東京出張 (日本橋丸善 はんなり骨董樂市)


6 オークション @大阪南美術会館
7 オークション @大阪美術倶楽部
  13時半~ベース営業

8 ベース 午後×

10・11 オークション出張 @東京美術倶楽部
12・13 オークション出張 @名古屋

14 ベース
15 ベース (未定)

16 オークション @大阪美術倶楽部

18・19 オークション @大阪美術倶楽部
20 オークション出張 @名古屋美術倶楽部
21 オークション出張 @京都美術倶楽部

22 ベース搬出~大美搬入

23・24 
「十翔会 特別開催版 ~取り合わせのカタチ」 
@大阪美術倶楽部 ウエストギャラリー+扇鴻の間


26 ベース 午前は搬出・搬入   14時半~1件ご予約
27 ベース 午前 ×  午後 1件ご予約
28 ベース 全日 ×
29 ベース






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