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九代白井半七 乾山写松ノ画茶入 [新入荷]

またまた、白井半七の茶入が入りました。

PICT_20140116_134648.JPG

半七作品の茶入は、普通の物が少なく・・・・半七らしい色絵物がほとんどです。

となると、正式な茶入には??と思われる向きもございますでしょうが・・・

絵唐津にしても、絵志野にしても茶入なのに図柄がございます。

時代を経て、使われ続けることによりスタンダードになってくるというのが古来より茶道具です。

このようなモダンさも、受け入れる感性を我々使い手にも求められるものではないでしょうか。

半七らしさがあるのは、かえって楽しみです。


お濃茶を点てて、続け薄をして・・・最後に拝見に出さずに替茶器として飾って帰るという手法はいかがでしょうか?(^-^)



~近代半七家のながれ~

7代白井半七

今戸焼(隅田川焼)として、都鳥香合や帆掛け舟香合が有名ですね。
1923(大正12)年の関東大震災で被災して窯が崩壊した事で、
兵庫県伊丹市に移窯しました。

8代白井半七 1898(明治31)年~1949(昭和24)年

小林一三の招きによって兵庫県宝塚市に移窯し、
仁清・乾山写し等の華やかな京焼の作風を採り入れました。

9代半七  1928(昭和3)年~1987(昭和62)年

8代の様式を受け継ぎ、より洗練された作風に昇華させる。

1980(昭和55)年に兵庫県三田市大原に移窯しました。


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