SSブログ

森香州 虫明焼梅之絵茶碗 [新入荷]

本日ご紹介致しますのは新春にお使い戴けますお茶碗です。

DSC00132-1.jpg

希少な森香州の虫明焼です。

虫明焼は明治元年から初代の眞葛香山が伊木三猿斎の依頼を受けて、虫明焼の改良を致しました。

それにより、虫明焼が茶陶として現在迄続く元となりました。

香山の愛弟子として、虫明焼再興を受け継いだのが森香州です。

香山より、香の一字を頂戴しております。

大正時代には香山の命を受けて軽井沢の三笠焼の主任として従事したこともありました。

DSC_0141~01.jpg

形状の手練れた造りもさることながら、虫明焼の風合い独特の味わいの絵付けが茶味溢れる作品です。

森香州

1855-1921

伊木氏より父が窯を譲り受け、明治元年に初代眞葛香山に師事、その後何度も窯の再興を繰り返し明治32年に廃
窯となるが、虫明焼特有の味を出した有名な作品を数多く生み出した虫明焼中興の祖である。
香山の信任も厚く、香の字を受け継ぐ。

古来より人気が高く、何種類かの贋作も多数流通しております。

また、追ってお知らせ申し上げますが…来年3月より岡山県立美術館にて、虫明焼と眞葛香山の一大展観が行われます。
初代没後百年に、併せたプロジェクトで国の重要無形文化財も二点展示されるようです。

その際には森香州作品も大いに取り上げられると思います。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0