MAKUZU BAR ㉚ 初代 眞葛香山 古薩摩意 香炉 [宮川香山 眞葛焼]
初代 眞葛香山
古薩摩意 香炉
大正5年頃 1916年
古帖佐焼意とも称される作品ですが、ベースとなっている
クリーム色が仁清意より濃いのと、合わせる藍の鉄絵の絵
付の組み合わせが香山は古薩摩意とイメージしたものです。
火屋が現代の沈寿官等にも継承されているやきものの格子
細工であることと、縁取りなども薩摩風であります。
むしろ、本体の単色による水墨画のような山水図が明るめ
のボディと相まって上品な作品に仕上がっております。
実は薩摩焼の沈寿官窯と眞葛窯とは明治初期より深い関係
にあり、輸出初期には土やボディを寿官窯より供給されて
おりました。
二代筆遺作箱
古薩摩意 香炉
大正5年頃 1916年
古帖佐焼意とも称される作品ですが、ベースとなっている
クリーム色が仁清意より濃いのと、合わせる藍の鉄絵の絵
付の組み合わせが香山は古薩摩意とイメージしたものです。
火屋が現代の沈寿官等にも継承されているやきものの格子
細工であることと、縁取りなども薩摩風であります。
むしろ、本体の単色による水墨画のような山水図が明るめ
のボディと相まって上品な作品に仕上がっております。
実は薩摩焼の沈寿官窯と眞葛窯とは明治初期より深い関係
にあり、輸出初期には土やボディを寿官窯より供給されて
おりました。
二代筆遺作箱
2020-02-27 17:40
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