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MAKUZU BAR ㉙ 二代 眞葛香山  梅之画茶碗 画 [宮川香山 眞葛焼]

二代 眞葛香山 

梅之画茶碗 画       

昭和時代 初期       1938~39年

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三代大雅堂義亮に少年時代より絵を習った初代香山も絵の素養が高く晩年に掛け軸を遺しましたが、二代も作陶に邁進したのち、晩年に絵をわずかながら描いております。

世に出ているものでは12ケ月茶碗の図が有名で、そのうち伊賀城の天井襖絵に遺っているものが知られます。

この掛け軸は梅の絵の茶碗のみを描いたもので、果たして何の意図を持って描かれたのでしょうか?
そこにはあくまで陶磁器の窯元である眞葛窯の頭領として“絵”は専門外だというスタンスを守りつつも晩年に少し楽しみたかったのであろうという真面目で堅物の二代らしさを感じさせます。


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