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二代宮川香山 氷梅振出 惺斎書付 六つの内 [新入荷]

昨日、一昨年と京都へ出張でした。曇り空の下・・・観光客の多いこと・・・。さすが、京都です。

変わって、今日は晴天に恵まれ、私も午前は娘の発表会へ、午後は自転車でお城まで散策致しました。

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3月頭、ですがようやく梅も本気出してきました。(^^;

そんな、本日のご紹介は”梅”に因む作品です。

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二代香山の茶道具逸品シリーズの一つです。

「数の内」という特別制作のもので、この作品は六つの内になります。(普通は五つの内、というのが多いのですが、何でしょう?)

氷裂文に梅、というのは寒さから暖かくなってきて咲く、梅を描くことで季節の移り変わりの情景を閉じ込めた意匠です。

単に梅だけを描くのとはまたことなる風情があります。

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二代香山の大正末~昭和初期辺りには惺斎箱の佳品が特別制作され、伝世しております。

二代香山は、初代の技術を継承しながらも時代の変遷に対応し、焼けない物は無いと言われます。

大正6年に二代を襲名し、当時煎茶に代わって流行してきた茶の湯の道具も制作。表千家生形貴一宗

匠のご指導等のご縁で表千家十二代惺斎宗匠に出入りとなり、大正12年にはお好み物も制作。

作品は初代香山と同じくヴィクトリア&アルバート博物館やアシュモリアン美術館など海外の多くの

美術館に所蔵されています。


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茶箱用です。茶箱の取合せの場合は・・・季節に関係なく好きなお道具を組まれる方も多いものです。
他に、松や竹に因むものを組み合わせて松竹梅として吉祥を表すのも一興でしょう。

また、お雛様の時期のお茶会に・・・お正客様に金平糖を入れて御回しするのも?


次も梅に因む作品が続きます!


お問合せ先

メール fujii-01@xc4.so-net.ne.jp

お電話 090-8578-5732

まで、ご気軽にどうぞ。


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