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八代白井半七 絵替角向付 10客 [新入荷]

続きまして・・・八代半七のご紹介です。

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八代白井半七 絵替角向付 10客

最近、あまり出ない作品です。

この乾山の味わいは、九代の華やかさとはまた異なり、古作の風合いがまた魅力的です。

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幅7.3cm 高さ7.8cm

絵替わりなので、同席されている皆様それぞれでの違いでまた、話が弾むことでしょう。

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初代白井半七
京都の土風炉師より技法を修得したとされ、貞享年間(1684~88)頃に土風炉や種々の茶器を制作した
と伝えられている。
2代白井半七
初代の技法を継承すると共に、享保年間(1716~36)頃に瓦器に施釉した楽焼風の軟陶を制作して今戸
焼と呼ばれました。
4代~5代頃より京都の伏見人形の影響を受けた今戸人形を制作し、
浅草寺参詣等の土産物として天保年間(1830~44)頃に隆盛しました。

7代白井半七

今戸焼(隅田川焼)として、都鳥香合や帆掛け舟香合が有名ですね。
1923(大正12)年の関東大震災で被災して窯が崩壊した事で、
兵庫県伊丹市に移窯しました。

8代白井半七 1898(明治31)年~1949(昭和24)年

小林一三の招きによって兵庫県宝塚市に移窯し、
仁清・乾山写し等の華やかな京焼の作風を採り入れました。

9代半七  1928(昭和3)年~1987(昭和62)年

8代の様式を受け継ぎ、より洗練された作風に昇華させる。

1980(昭和55)年に兵庫県三田市大原に移窯しました。

吉兆などの高級料亭で活用される器としても有名です。


※御成約済みです。
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