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加藤孝造 黄瀬戸 花入 [新入荷]

当店では珍しい、加藤孝造作品の入荷です。

荒川豊造の弟子で多治見市無形文化財に認定されたり、志野・瀬戸黒の技法で、岐阜県重要無形文化保持者にもなり・・・平成22年には瀬戸黒で人間国宝にも認定されておられます。

・・・といったことは、興味がありませんで(というかよく知りません)。

あくまで、「作品」が気に入りましたので。(^^;


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『黄瀬戸』


お客様で孝造さんの瀬戸黒をお好きな方がいらっしゃり、孝造さんの瀬戸黒を扱わせて頂きましたことがありました。

黄瀬戸では原憲司さんの作品なんかは扱いたいな、とは思いましたが孝造さんの黄瀬戸で欲しくなったのは初めてです。

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なんとも、迫力!があるんですね。

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背面から。

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下部より。

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上部より。


加藤孝造は、桃山陶芸技術の研究もされております。

昨今・・・色んな若手作家さんがよく「写し」ということで、桃山風ということに傾倒される作品がある中、この孝造さんの黄瀬戸花入は桃山の魅力を現代の感覚と古来の形状をミックスさせて昇華することに成功した、というべき作品です。

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※御成約済みです。


1935- 昭和後期-平成時代の陶芸家。

昭和10年3月12日生まれ。

昭和26年岐阜県陶磁器試験場にはいり,5代加藤幸兵衛にまなぶ。37年日本伝統工芸展初入選。

41年日本工芸会正会員。

43年「鉄釉(てつゆう)花器」で日本伝統工芸展朝日新聞社賞。

45年多治見市に穴窯を築き独立。

同年荒川豊蔵に師事。

平成2年美濃陶芸協会会長。

21年日本陶磁協会賞金賞,同年瀬戸黒・志野・黄瀬戸の制作・伝承で伝統文化ポーラ賞優秀賞。

22年瀬戸黒で人間国宝。岐阜県出身。








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