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御深井焼 椿手茶碗 [おもろいで!幕末尾張陶]

それでは・・JFKの方でも『御深井焼』展をいたしましょう。

御深井焼

尾張 徳川家の御庭焼として名古屋城御深井丸に17世紀前期に開窯し断続的に明治4年まで続く。

濫堀を禁じられ、城に秘蔵されていた祖母懐の土を使った。

赤津の陶工尾張藩士など単独陶工として技に秀でた者が従事し、藩窯として優品を遺す。

とくに茶の湯に熱心だった十二代斉荘公時代(1839~45)に最盛期を迎える。


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大変珍しい釉調の御深井焼です。

手の収まりも良く、釉薬の上がりも抜群です。

丁寧な轆轤挽のあと、すこし沓形に形成しております。

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「深井 製」 の丸印と 「賞賜」 楕円印があります。

口径 12cm 高さ 6.5cm


名古屋の国焼きコレクターの第一人者でもあった、村木家の旧蔵作品です。


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