九代大樋長左衛門 長袴写耳付 花生

1週間ぶりの更新です。(^^;

本年は近鉄が無かった分・・・大掃除（主に持ち込み粗大ごみの荷造りなど）を早めにスタートしたり、数日おでかけしたり、と冬休み？らしいことで忙しくしております。

その合間に、来年初頭にある複数の企画の準備をしております。

また、近々ご報告申し上げたいと思います☆

さて、新入荷作品より・・・・花入を数点ご紹介したいと思います。




九代大樋長左衛門 長袴写耳付　花生

高さ　29.7㎝　幅　13・7㎝


なかなか堂々とした立派な花生、です。

信楽や伊賀などで見受けられるタイプですね。　

長袴とはよく言ったものでこのシャンとした立ち姿に足が隠れるほどの長い袴の様を例えた名前です。



裏側です。



下部の方は、大樋焼で見られる焼き〆により飴釉を掛け分けた様になっております。

印、は長左衛門　印で九代の晩年であることが判ります。



共箱です。



正面からは、口がやや手前に曲げて形成され、花を活けた際の映りが良くなるようになっております。

正面を、ぐぐっと…ヘラではなく大樋さん自身の指で力強くアクセントを入れておりますが、コレがまた効いてます！

さらに、見処として…耳が長く、これは寿老人に通じる意匠でお正月にも良いですね。

昨今のご時世ですので・・・お値打ちな価格でございます。(^.^)


※ご成約済です。