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九代白井半七 乾山写龍田川 向付 10客 [食器]

久しぶりに、半七の食器が入りました。

人気の龍田川向付です。

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10客完品です。 幅10.5cm~11cm×13cm

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九代の作り置き作品なので、未使用のまま伝世致しました。

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はんなり、とした風合いの再現が半七の特徴です。

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器、がでしゃばりすぎず・・・あくまで用を為すツールであることを忘れていない、というのは湯木貞一氏の指導によるものも多いのでしょう。

1客1客がちょっと異なっているのも趣きですね。


お勧めです☆

※ご成約済
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御深井焼 黒織部茶碗 ふたたび。 [おもろいで!幕末尾張陶]

長らく・・・コンデジと、借り物のミラーレス、たまにスマートフォンで撮影してアップしてきましたが、この度・・・久しぶりに、ミラーレス一眼レフを導入致しました。(高くないものですが・・)

ということで、コンデジとスマホではうまく写せなった道八の蕎麦に続いて、5月のご紹介しました御深井焼 黒織部茶碗も”再”撮影してみました。

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御深井焼 黒織部 茶碗 堀内不仙斎箱 加藤春仙七十六翁極め 村木家旧蔵


口径8.8㎝ 胴径9.5㎝ 高さ9㎝




別段、照明だとか遮光だとか・・・はこだわっておりませんので、色調が明るめになってしまいます。

この作品、実物の味わいがなかなか写真には出ないのです。。。

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見込み

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反対側

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高台脇

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堀内不仙斎の箱書です。

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春仙の極めです。

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旧蔵の貼紙です。

黒織部、は沓形が多く、半筒状の黒織部は本歌はかなり稀少です。

御深井焼は、尾張徳川家の秘蔵の伝世品を直接参考にうつさせて頂くことが出来る環境というのも、作行の違いのひとつのポイントであると思われます。



さて、印象は変わりましたでしょうか?
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仁阿弥道八 蕎麦茶碗 [幕末京焼]

藤井香雲堂 夏秋ツアーもひとやすみ、です。

今後のスケジュールはこんな感じでございます。


FUJII KOUNDO 2019SUMMER-AUTUMN TOUR


0628-0630 第20回 名美アートフェア @名古屋美術倶楽部 <終了>

0706-0707 東美正札会 @東京美術倶楽部 <終了>

0824-0825 第2回 大美正札会 @大阪美術倶楽部

0828-0903 はんなり骨董楽市 @東京日本橋 丸善書店ギャラリー 

0918-0924 骨董道具まつり @上本町近鉄百貨店 8階アートギャラリー

1004-1006 東美アートフェア @東京美術倶楽部

1102-1104 金美特別展 @金沢美術倶楽部

実に、7本!もの数が・・・(^^;   (もちろん、そのあとは冬ツアーに続くわけですが今年は冬が2本減りました。)


もちろん、それとは別にベースもございます。

今後は、ベースは企画展示+新入荷速報のサロンとしての機能に特化してまいりますので、当店のフルラインナップは催事でご覧頂きたく存じます。


さて、明日から、BASE215の「幕末の茶陶」展がスタートです。

展示作品からのご紹介第1弾です☆


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仁阿弥道八 蕎麦茶碗




二代高橋道八は、高麗の写しものも良い作品が多く遺されております。

蕎麦茶碗名前の由来は・・・井戸の脇という話と蕎麦滓のような肌、もしくは斑紋からという説があります。

また、分類としては魚屋(斗々屋)・柿の蔕・蕎麦のグループがあります。

この3種は、高麗の見立てとしての茶碗と異なり、寸法形状から御本のように注文品ではないかという説が出ておりました。
茶会記では記載が見られないものの天正時代の利休魚屋が存在することから、見立て、の古いものと少し時代を下がった注文品の2つに分かれるであろうという話でしたが、発掘調査によると従来窯では力強い造りのもの、倭館窯ではより茶に向いた小ぶりで端正なもの、ということが間違いなさそうです。
伝世品で多いのは後者のようです。

この作品もそちらの写しであろうと思われます。


綺麗な茶色がかった灰色に、御本の琵琶色の斑点が発色しております。

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この作品は丁寧に使われてきたようですね。

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高台脇に「道八」印です。

これは二代のみの道八印です。

サントリー美術館で展示されていた蕎麦茶碗もこの印でした。

しかし、道八の製作年代と使用印は関係しないようで、箱書きのタイプ・印の組み合わせと、作品の印との組み合わせのパターンはかなりの種類にのぼります。

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この作品は1804年~1826年の間と思われます。


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幅14.8cm 高さ6cm 高台径4.8~5.1cm


※ご成約済です。

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2019年7月のベースのおしらせ、です。 [BASE215]

ばたばたしているうちに・・・今月のベースが近づいて参りました。

今回の企画は、コチラ・・・です。

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写真にあります、向付トリオのうち、菱皿と蛤はご成約済となっております。

代わりに、仁阿弥道八の平茶碗を2点展示致します。

5月の企画展の御深井焼と時代が被っており、作品も重複する分もございますが新入荷作品もご用意しております。





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長い旅続きでした。。。 [見聞録]

6月16日から各地でのオークション5カ所続き、そのあと名美アートフェア、東美正札会、そして神戸のオークションと出張が1カ月弱続きました。

半月ほどの外泊となり、ある程度は体調管理も気を付けていたつもりでしたが、睡眠がうまく取れなかったり過労もありまして、2日前に体調崩してしまいました。(+_+)

なんとか、復旧して参りましたが、仕事量は減らしようもなく、どうしたものか。。。今後の悩みです。

そんな、ツアー最中の見聞録、みたいなもの、ですが。

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今回の東京は、ちょっと・・いつもと違う雰囲気で、苦戦するも皆様のご縁でなんとか、でございました。

次は、日本橋丸善書店のはんなり骨董楽市が、8月末~ございますので、そちらもどうぞ宜しくお願い申し上げます☆

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初日の夜に、月島もんじゃを食べに行きましたら、ちょうど・・・夜店のお祭りの日でえらい混雑。

目指していた第1候補と第2候補は待ち時間が必要だったので、仕方なく裏通りの初めてのお店に入ったところ。。。大当たりでした。

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元は銀座で河豚専門店を40年されていた方が、数年前に移転してもんじゃを始めたという事で、なかなかのおいしさです。

しかも。

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ふぐの白子。こんなおっきいの。まであります。(^^;

英気を養って、翌日の最終日。

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何故か、東美正札会の2日目だけ登場する、縁起担ぎの福助さんに売上げ祈願をして。

なんとか、助けて頂きました。

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いつみても好きな東京タワー☆


で、撤収して東京を後にして・・・翌日は横浜へ。

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注)眞葛ミュージアムは、土日のみのオープンです。(^^;

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今、こんな企画が。

ロビーで高浮き彫りなどを裸で陳列していて直接、見ることが出来ます。

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超絶技巧展の巡回も終わったという事で、作品が帰還したそうで盛りだくさんです。

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詰め込み過ぎです。(笑)

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今回、初展示の私個人お気に入りの作品がこちら。

こういうの、手に入れてみたいのですが・・・国内では無理なんですよね。。

館長の手間暇で里帰りをされております。

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ということで、バタバタで帰阪の途に就きました。
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東美アートフェア2019 [眞葛香山]

東京から戻りまして…すぐに神戸に出張中です。

さすがに疲れがお腹にきたのか、昨夜から胃腸の具合が良くありません…[涙]

そんな中、東美アートフェアのWeb広報がスタートしたとの連絡が届きました[ぴかぴか(新しい)]

https://www.jiji.com/sp/article?k=000000011.000021572&g=prt

昨年に続いて、有難うございます~
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東美正札会、準備完了です [催事]

ちょっと、寝不足でしんどい中でしたが…

限られたスペースになんとか「陳列」完了です。

「展示」ではないのでちょっと不満足な仕上がりですが…

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今回は、マニアックなものが揃いました[exclamation]

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食の器も佳品揃いです。

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四階の24エリアです。

是非、お立ち寄りくださいませ[ぴかぴか(新しい)]

他にも、二階の近代工芸コーナーに四点(魯山人、忍、達三、寛次郎)、高級茶道具コーナーに三点(菊谷焼、宗哲、而妙斎)出品いたしております。

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基本的に展示エリアに滞在しておりますが、不在の場合は各階受付もしくは、直接(090-8578-5732)お呼びだしくださいませ。宜しくお願い申し上げます。
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川瀬忍 青磁盃 [近代工芸]

川瀬忍は祖父である、初代川瀬竹春に師事しました。

その後・・官窯青磁に魅せられ、本当に研究や調査を重ね・・・独自の世界観を構築成し得た稀少な青磁作家です。

その形状、色合いは特に説明を必要とせずとも見るものを魅せます。


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この度、3点入荷した川瀬忍作品のうちの1点です。


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中元 東美正札会のおしらせ。 [催事]

例によって・・・バタバタです。。。


原因は、こちら。(^^;



東美正札会[レジスタードトレードマーク]


 会期  7月6日(土)・7日(日)

 開催時間 :  土曜日 10:00?18:00
       日曜日 10:00?17:00

 入場無料



鋭意、準備中です。。。


詳細は追ってお知らせ申し上げますね。


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