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名美アートフェア 最終日です[exclamation] [催事]

悪天候も一過、し名美アートフェアも本日日曜日、最終日です。

皆様のご来場お待ちしております[exclamation]

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名美アートフェア、明日からスタートです [催事]

今日は荷飾り準備の日でした。

まさかの、痛恨のミスをしてしまいました。

……図録掲載作品を持参し忘れるという。(+_+)

初の事態。

ゆうパック等で送ってもらおうと思ったのですが、G20のために集荷すらしてくれない。(+_+)

壁に、図録掲載のプリントアウトを貼ってまるで卒業アルバム撮影会欠席したみたいに。
[冷や汗2]

気を取り直して…皆様のご来場おまちしております。

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第20回記念 名美アートフェア2019のお知らせです☆ [催事]

毎年6月末は名美アートフェアの季節です。

直後に東美正札会がありますので、かなりのハードスケジュールになりますが。(^^;



名美アートフェア2019

名古屋美術商協同組合に加盟する美術商が、個性溢れる展示で皆様をお迎えいたします。様々なジャンルの美術品を鑑賞し、安心して気軽にご購入いただける美術品展示販売フェアです。

恒例となりましたチャリティー入札コーナーも引き続き開催いたします。
(6月29・30日の2日間)
 
皆様お誘い合わせのうえ、是非ご来場ください。

  
2019年
 
6月28日(金) 午前10時~午後6時
  
  29日(土) 午前10時~午後6時
  
  30日(日) 午前10時~午後5時


名古屋美術倶楽部 全館
  
   名古屋市中区栄3-12-13
   電話 052-241-4356


今回は20回記念ということで、名美アートフェアでは初の図録が刊行されました。

http://www.meibi.or.jp/artfair/2019shops/fujii2019.html


⇑ 当店ページでございます。ご高覧頂ければ幸いです。




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2019年6月7日~20日の新入荷情報です。 [新入荷]

かなり・・・時間に追われております。(-_-)

先週は、大阪⇒東京⇒大阪⇒名古屋⇒京都 と仕入巡業で。

今週は、いよいよ近づいてきました「第20回記念 名美アートフェア」の準備です。

”G20”なるものが、大阪で開催されますもので、一斉に交通規制。。。通行止めになる前に大阪を脱出せねばまりません。(^^;


そんなわけで、時間に追われて準備中でございます。

作品紹介がストップしておりますが、せめて・・・入荷リストだけでもお届け致します。

ご覧下さいませ。(__)


昭和15年 二代 眞葛香山 仁清意牡丹 水指 八十三翁遺作箱  ※御成約済み

大正末期 横井米禽 信楽花橘 茶碗

幕末期 加藤春岱(今尾) 染付兜巾茄子 香合 無地箱

幕末期 音羽屋惚太郎 乾亭焼 唐山水彫急須 初代香山蓋補

島岡達三 象嵌赤絵絵替 組皿 【6枚】 七寸

永楽即全 黄交趾さわらび 中猪口 【10客】

川瀬忍 青磁 盃

川瀬忍 青磁 徳利

川瀬忍 青磁 輪花盤

九代大樋長左衛門 黒 茶碗 ※ご成約済

玉栄 海松貝 大棗 鵬雲斎箱

幕末期 楽 慶入 白楽 梅向付 【5客】

幕末期 永楽和全 金襴手蝶鳥 飯茶碗 【12客】 共・即全極め

文政10年(1827年) 永楽保全 菊吹上 香合 吸江斎花押 ※ご成約済

江戸後期 仁阿弥道八 蕎麦 茶碗

而妙斎 茶杓 銘「春霞」 正玄下削

幕末期 平澤九朗 三島写御深井焼 俵茶碗 歌銘共箱

幕末期 楽 慶入 香炉釉 蛤向付 【5客】※ご成約済

18世紀前半 楽 長入 菱鶴皿 【5客】※ご成約済

初代萩井好斎 雲月風炉先屏風 鵬雲斎好み

三上揚光堂 杵形 吸物椀 【10客】

山下甫斎 おもだか蒔絵 棗


先月、仕入れました香山食器軍団です。

裸のものが、極め箱での仕立て完了致しました。10月の東美アートフェアでの『香山式3』でご紹介したく思います。

大正末期 二代 眞葛香山 乾山意百合花形 向付 【20客】

大正後期 二代 眞葛香山 呉祥瑞意松竹梅之画 蓋物 【5客】 

昭和初期 二代 眞葛香山 色染付牡丹と百合ノ図 飯器 【5客】 香斎極箱

大正中期 二代 眞葛香山 藁灰釉観世水ノ図輪花口 中皿 【10枚】 香斎極箱

大正後期 二代 眞葛香山 仁清写し七宝透し文 小向付 【9客】 香斎極箱

昭和初期 二代 眞葛香山 赤絵魚文 刺身鉢揃(のぞき添) 【5客組】 香斎極箱

大正後期 二代 眞葛香山 染付竹林ノ図 湯呑揃 (土瓶添) 香斎極箱

昭和初期 二代 眞葛香山 染付山水唐草文 大皿 【5枚】 香斎極箱

昭和初期 二代 眞葛香山 染付山水ノ図 小皿 【5枚】 香斎極箱

昭和初期 二代 眞葛香山 染付舟上人物ノ図 のぞき 【5枚】 香斎極箱

昭和初期 二代 眞葛香山 染付牡丹唐草文 汲出し 【5枚】 香斎極箱

昭和初期 二代 眞葛香山 赤絵魚文 酒器揃  香斎極箱

昭和初期 二代 眞葛香山 赤絵魚文 酒器揃  香斎極箱



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初代 諏訪蘇山 青貝 盆  (薮内透月斎極め箱) [明治工芸]

初代諏訪蘇山の、珍しい余技作品です。

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初代 諏訪蘇山 青貝 盆  薮内透月斎極め箱


初代蘇山は加賀藩で武芸を学び、軍務に携わった後、1873年(明治6年)任田屋徳次に陶芸を学び、また日本での釉下彩の神ともいえますゴットフリートワグネルから化学を学びました。
1876年(明治9年)大井村に工場を設立しました。

坂井、高岡、九谷陶器会社、金沢区立工業学校、山内伊右衛門工場など北陸地方各地で陶器、煉瓦の製造、指導を行う。

1900年(明治33年)京都市の錦光山宗兵衛工場に務めた後、1907年(明治40年)五条坂に独立した。56歳のときでかなりの遅咲きともいえますね。

1914年(大正3年)李氏朝鮮で高麗窯再建に携わり、1917年(大正6年)宮内省帝室技芸員に選ばれた。

陶芸界では5人しか居ない帝室技芸員のひとりであります。

1922年(大正11年)に没しました。

蘇山としては実質、15年間の活動期間でありましたが・・・青磁の優品を数多く製作。

その中で、余技作品として彫漆作品や、やきものと漆器の合わせ技、唐物写しの青貝作品も遺しております。

数は少ないものの、そのレベルの高さから見る人の心を掴み、その技術力は現在まで広く知られております。


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意匠、サイズといい・・茶道具としての用を満たしている珍しい作品です。

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銘も螺鈿で入れております。

メリメリとした風合いも唐物風に写し切っております。

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箱は当時の薮内家の極め箱です。

明治後期~大正初期の当時、青磁釉というのはかなりの技術力が必要で、また社会的にも青磁の評価が高く・・・現代の陶芸界での青磁の評価とは比較にならない程のものでした。

その中で抜きんでていた初代蘇山ですが、そこに安穏とせず、もしくは自己センスの研鑚を常に高める為か・・・漆工芸の作品をもはや”余技”などと言わせないレベルに実現させていたことは、凄いことなのです。

明治26年、大病から蘇生して生還したことが”蘇山”の号の由来と伝わります。

元より、一定の評価は手堅くある初代諏訪蘇山ですが、今一度・・・過去の名声も再び蘇生されるべき作家のひとりと思います。



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佐久間芳丘 萬古焼 乾山蛍 茶碗 [茶道具]

6月のベース、本日で終了でございます。無事撤収完了致しました☆

来月もどうぞ、宜しくお願い申し上げます。

ということで。

6月も早・・前半が終わります。 そろそろあちらこちらでは蛍がチラホラと飛び出す頃ですね。

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なかなか、実物を見に行く機会というのは無いのですが・・・一昨年に施設内の植物園でのホタル観賞会というのに行ってみました。

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(画像はその時のとは違いますが(^^;)

ということで、蛍の絵のお茶碗のご紹介です。

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佐久間芳丘 萬古焼乾山蛍 茶碗

蛍の意匠のお茶碗では平茶碗のようなものしか見かけないのですが、こちらはちゃんと茶碗のサイズで点て易いですよ。


芳丘は、松阪萬古の窯元である佐久間家の四代勝山の弟です。

明治44年 三重県(松古窯窯元の家)生まれ。
昭和39年 独立開窯。


裏千家出入り職方として、書付作品も多数出ております。

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反対側から


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頂くときに、ふと・・・蛍が内側に現れます。

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高台より


ありそうで、無い・・時候のお道具です。 たまには普通の?作品もご紹介してみました。(^^;


次回は、またマニアックゾーンへ戻ります。

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仁阿弥道八 三島 茶碗 [幕末京焼]

仁阿弥道八は天明3年(1783)初代高橋道八の次男として誕生しました。

本名を光時といい、文化元年(1804)の父の死のあと若くして窯を継いで二代高橋道八となりましす。
京都粟田口焼の老舗「雲林院宝山」家に師事して陶法を学び、その後奥田頴川にも入門したそうです。兄弟子には青木木米がいます。

この江戸後期は、江戸初期の仁清・乾山以来の興隆期であり、保全・長造など・・・名工の佳品が多数生れました。

初代道八については、作品ならびに共箱の検証が充分なされておらず、まだまだ不明な点も多くあります。

私の見たところ・・・二代の初期作品と初代の晩年作品とが判別出来てないように思います。

いくつかの類例から判断しましたが、今後の新しい研究結果が待たれるところです。

さて、前置きが長くなりましたが。

二代高橋道八・・・通称”仁阿弥道八”の若い時期の作品の御紹介です。

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仁阿弥道八 三島 茶碗

1800年代前半と推定されます。



三島とは、李朝時代の高麗茶碗が本歌です。

灰色の素地(きじ)に細かい文様を縄状に型押しし、その部分に白土を象眼したのち透明な釉をかけて焼いたもの。

この文様を三島暦の仮名に見立てての名称で、暦手ともいいます。


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なかなか、見事な描きっぷりです。

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側面より。

仁阿弥の浅い茶碗は、刷毛目が多いのですがこの三島手は珍しいです。

盃、ではたまに見ます。

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印もあります。


梅雨がいよいよ始まります。

しとしとと・・・降る雨。

この暦手の文様のように思えます。

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口径 14.3~14.8cm 高さ5.7cm 高台 5cm


共箱になります。



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2019年6月6日~7日の新入荷情報です。 [新入荷]

9・10日と関東方面へ出張へ行っておりました。

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なかなかの雨模様で大変でしたが・・・

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ランドマークタワーの上が見えません。(^^;  富士山みたいです。


お逢い致しました方々、貴重なお時間を頂戴し大変お世話になりました。


次の関東方面は、7月6・7日の「東美正札会」東京美術倶楽部 

       8月28日~9月3日の「はんなり骨董楽市」丸善書店 日本橋

となります。どうぞその節は宜しくお願い申し上げます☆





新入荷情報並びに、お客様からのお預かり作品情報のお知らせです。



昭和15年 二代 眞葛香山 聖徳塔  三代焼成 箱 昭和庚辰盛夏 百十基内

昭和初期 二代 眞葛香山 青磁釉漢式 香炉

昭和初期 二代 眞葛香山 雲鶴青磁意 火入 一対

     真葛香斎 紅安南 振出し

   坪島土平 赤絵花鳥文 士加久皿 (まな板皿)

昭和初期  二代 眞葛香山 仁清意牡丹 水指 八十三翁遺作箱

大正期  横井米禽 信楽花橘 茶碗

幕末期  加藤春岱 染付兜巾茄子 香合 箱無し

幕末期 音羽屋惚太郎 乾亭焼 唐山水彫急須 初代香山蓋補

中村宗哲 爪紅黒四方盆 坐忘斎箱

白井半七 乾山写秋草 茶碗

川端近左 藪柑子蒔絵 大棗 鵬雲斎箱

福士健 (紫月) 竹ニ雀絵 大棗 鵬雲斎箱 ※ご成約済です。

白井半七 草花(春草) 火入

杉田祥平 色絵赤地竹林雪松草花画茶碗 鵬雲斎箱

二代 眞葛香山 仁清意結文 香合 坐忘斎箱

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二代 眞葛香山 青華色入牡丹之画 花瓶 [宮川香山 眞葛焼]

【盛期】眞葛焼、といえば・・・「釉下彩」です。

初代が中国陶磁器の研究で進めた釉薬の技術を、明治中~後期に二代と共に進めて完成させた、当時としては日本最先端レベルというだけでなく、世界でもトップレベルの技術です。

まだまだ、欧米に比べて日本では評価が遅れてる面はありますが、優品はなかなかの値がいたします。

そこで、今回は”ほどほど”価格・・・の佳品をご紹介致します。

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二代 眞葛香山 青華色入牡丹之画 花瓶

高さ18cm 幅17㎝


江戸時代からの染付技術に併せて、明治後期の新技術である紫の釉下彩にて、牡丹をほわっと・・・ボカシを入れて、花瓶の形状と併せて花を開かせております。

花弁に使われている黄色は、明治後期に新発見された鉱石にて香山が先んじて実用化した釉薬です。


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下部の鉄薬の幹部分は、重要文化財に認定されている黄釉の梅絵花瓶と同様の感じです。

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二代の最晩年期の作品になります。

昭和10年(1935)頃です。

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眞葛焼の特徴であります・・技術だけでなく、絵付けだけでなく、形状と意匠も総合的に融合させて演出するというスタイルは特筆すべきものなのです。

※ご成約済です。
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端午の節句。 [見聞録]

今日は端午の節句だそうです。

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ベースにて、撮影作業をしていたら、菖蒲を始め・・薬草類の束のおすそわけを頂きました。

端午の節句?

??それはこどもの日では・・?

と思っておりましたが、今日は旧暦で端午の節句なんですって。


調べてみましょう。

旧暦では午の月は5月にあたり、5月の最初の午の日を節句として祝っていたものが、後に5が重なる5月5日が「端午の節句」の日になった。「端」(はし)は「始め・最初」という意味であり、「端午」は5月の最初の午の日を意味していたが、「午」と「五」が同じ発音「ウ-」であったことから5月5日に変わった。


そして、今では男子の祝いのようになっていますが、元は女性のものだったようです

田植えのこの時期、作業をするのは女性だったので節句の日には菖蒲を葺いた家の下に集まって魔除けをしたそうです。

江戸時代にはいり、「尚武」ということから(ひょとしたら勝負も?)武人ということで男性のものに変革していったとか。

なるほど。。。

ということで、菖蒲と一緒にお風呂に入り、魔除けと勝負祈願しておきました[ぴかぴか(新しい)]

明後日からは関東へ出張です。
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